カナダの民間保険MSPに加入する方法

カナダに渡航するにあたり、考えなくてはいけない事のひとつに「保険」があります。日本から渡航する場合、多くの人が「海外旅行保険」に加入してから出発をします。

「海外旅行保険」は、現地でかかるかもしれない医療費だけでなく、旅行中の怪我や病気、荷物の紛失などにも対応してくれることから、出発前に加入することをオススメします。クレジットカードで航空券を購入している場合には、クレジットカードについている海外旅行保険を適用させることもできるでしょう。この場合は、保険料はかからないことがほとんどですが、念のために電話をして確認するようにしましょう。クレジットカードについている海外旅行保険は、短期の旅行を目的としたものなので、出発から3か月程度で無効となるものが多くあります。

カナダに渡航してからは、現地で日本の海外旅行保険を探すこともできますが、BC州に渡航する場合には、現地の民間保険「MSP」に加入することもできます。ただし、このMSPには、カナダに入国してから3か月は利用することができないという「待機期間」があります。この待期期間には、日本で加入した海外旅行保険を利用すると良いでしょう。

カナダでの医療費は、ウォークインに行くだけでも費用がかかります。そのほか、緊急で病院に行った場合には最低でも4万、救急車に乗ると最低2万、治療内容によってはさらに費用がかかります。ちなみに、カナダで保険なしで帝王切開をすると、100万円近くかかるとも言われています。

民間保険は、こういったほとんどの医療費をカバーしてくれるので、MSPに加入することができれば、保険適用外の薬を服用する場合以外は、医療費はかからないと言っても良いでしょう。

MSPに加入するためには、学生ビザの残り期間が半年以上あることが条件となります。MSPを利用する場合には、渡航したらすぐに手続きをすると良いでしょう。

ドクターオフィス