【カナダ移住体験談】日本からカナダへ飛行機の旅

カナダへの直行便:航空会社

日本からカナダへの移動は、エアカナダ、JAL、ANAなどの航空会社が定期便を就航しています。その他にも、中国経由やアメリカ経由などの経由便がありますが、安くなる代わりに時間が掛かるため、個人的には直便がおすすめです。

エアカナダ

カナダへの旅行では、エアカナダを利用する人が多いでしょう。

エアカナダは、日本の航空会社ほどの接客サービスは期待できませんが、それほど接客やサービスが悪いわけでもありません。カナダ人の客室乗務員は常に明るく、フレンドリーな対応を行ってくれ、日本人の客室乗務員は日本航空会と同等の丁寧なサービスをしてくれます。

私はエコノミークラスしか利用したことがないのですが、それでも座席が狭い印象もなく、乗り心地も良かったです。また、同行していた子供には、ヘッドフォンと塗り絵、おもちゃの入ったバックをくれました。

エアカナダは、カナダに到着してから国内線を使って移動を行う人には特におすすめです。万が一、乗る予定の飛行機がキャンセルになったり、遅延が発生した場合でも、エアカナダ同士であれば、問題なく新しい便を手配してくれます。もちろん、その場合の手数料は掛かりません。

自分の都合で変更する場合は、チケットの種類によって手数料の有無が変わるため、事前に確認しておきましょう。

エアカナダでカナダに行き、国内線に乗り継ぐ場合、今まではバンクーバーなど、最初の到着地で一度スーツケースをピックアップしてから、再度セキュリティを通過する必要がありましたが、現在ではルールが代わり、目的地までスーツケースをピックアップすることなく進めるようになりました(2019年11月現在)。

ただし、セキュリティチェックは通過する必要があり、引き続き液体物などは持ち込むことができません。

ANA

ANAは、エアカナダよりも若干料金が高いイメージがあります。

成田だけでなく羽田空港にも到着するため、出発地点によっては、羽田空港を利用して旅に掛かる時間を少しばかり短縮することができます。空港までの距離が短くなると、移動に掛かる時間も節約できるので嬉しいものです。

ただし、国内線に乗り継ぐ場合は、エアカナダやWest Jetなど、他社のチケットを購入して目的地まで辿り着く必要があります。

JAL

JALもエアカナダやANAよりも料金は高めですが、日本ならではの安心したサービスを受けることができます。また、日本の航空会社のため、機内食にも期待することができます。

飛行機の中では?

海外旅行や留学は楽しみなものですが、飛行機の旅は限られたスペースで時間が掛かり、どうしてもストレスが溜まりがちです。そんな飛行機の旅を少しでも楽にするためにできることを紹介します。

機内用スリッパを持参する

夏はサンダルを履いて移動することも多く、脱ぎ履きが楽ですが、冬にブーツ等を履いている場合や運動靴で靴の脱ぎ履きに紐を結ぶ必要がある場合は、機内用のスリッパを持参すると便利です。

座席に座っている時には靴を脱いでくつろぎ、トイレに行く時はスリッパを履いて移動することができます。また、飛行機の中では、どうしても足がむくみやすく、定期的に歩くことでエコノミー症候群の予防になります。

機内持ち込み荷物

国際線を利用する場合は、貴重品などが入っている手持ちのバッグ1つの他に、小さなスーツケースを持ち込むことが可能です。

小さなスーツケースを利用すると、搭乗口までの移動は全ての手荷物をスーツケースに入れて移動することにより、負担を軽減することができます。機内で必要なものは小さめのバッグにまとめ、搭乗前にスーツケースから出し、足元に置いておくことで、必要なものだけを残し、残りは座席の上にしまうことができます。

国際線が到着する空港は広いため、少しの荷物でも持ち歩くことで肩が痛くなるなど負担になりがちです。スーツケースに全てしまって移動することができれば、スムーズに空港内を移動することができます。

また、財布やパスポートなどはポシェットなどに入れて持ち歩くと、お店に立ち寄って買い物をする際にも、さっと取り出すことができ、非常に便利です。

持って行くと便利なもの

飛行機に乗るにあたり、持っていると重宝するアイテムを紹介します。

ペン

カナダから日本に移動する際に、日本への入国審査で必要な情報を書類に記入する必要があります。書類は機内で配られ、基本的には飛行機の中で記入します。

そのため、機内持ち込みの荷物の中に、ペンを忘れずに入れておくと安心です。

空のウォーターボトル

空港でのセキュリティを通過する際に、液体を持ち込むことはできませんが、空のウォーターボトルは持って行くことができます。飛行機の中で飲み物をもらったけれど、時間内に飲みきることができなかった場合に、残ったドリンクをウォーターボトルに入れると乗り継ぎの待ち時間に重宝します。

特に他国を経由する場合、空港での待ち時間があると、飲み物を買うために、わざわざ両替しなければならないことも多く(クレジットカードが使えない売店やクレジットカードを使える料金が決められていることもあります)、無駄な出費を防ぐことができます。

また、保温できるものであれば、温かい飲み物をもらった時にすぐに入れ替えることで、温かい状態をより長く維持することができます。

 

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