【カナダ移住体験談】カナダ渡航前に知っておきたい5つの事

カナダ渡航前に知っておくと安心な5つのこと

カナダでは2022年に入ってから、コロナに関する規制の多くが解除され、現在は、ほぼノーマルな日常生活に戻っています。

日本でも入国や出国の規制が緩和されつつあり、これから海外に行く人も増えていくでしょう。

仕事などの他に、留学やワーホリ、もう少しすると旅行にも気兼ねなく行けるようになると思うので、今回は「カナダに行く前に知っておきたい5つのこと」をお届けします。

電気のプラグの形が違う

カナダの電気のプラグは、日本のプラグと少し形が異なります。とは言え、左側の幅が少し広いだけです(型はA型です)。

カナダのプラグ

出典:地球の歩き方

カナダの製品は日本のプラグに入らず、日本で使うことができませんが、日本のコンセントはスリムなのでカナダのプラグに入り、日本から持ってきた電気製品をカナダで使うことは可能です。

また、電圧について様々な話を聞きますが、個人的な経験では、日本の製品をそのままカナダで使ったことによって、家電が壊れたり、発火したりなどの経験はありません。

※とは言え、故障した際の保証外ですし、少しでも様子がおかしかったら、すぐに使用を中止しましょう。

最近は、日本で販売されている多くの製品が、海外の電圧に対応しており、プラグの形さえ合えば使用できます。カナダ以外の国にも行く予定がある人は、複数の形のプラグに対応した変換器を1つ用意しておけば、心配ないでしょう。

日本人が悩みがちなチップ

カナダにはチップ制度があります。

主にチップを支払う場所は、レストラン、カフェ、美容院、タクシーなどで、グローサリーストアなどの小売店では、チップを払う必要がありません。

チップは、サービスをしてくれたことに対する感謝の気持ちを表すもので、本来ならチップを払う場所なのに払わないで帰ると「サービスに対して不満がある」もしくは「感謝の気持ちがない」と意志表示することになります。

日本ではチップを払う習慣がないので、「ここはチップを払う?」「いくら払う?」と悩んでしまいがちです。チップの額はサービスの満足度に応じて変えて良いですが、目安としては、カフェは合計金額の10%程度、レストランは15〜20%、タクシーは20%程度です。

また、以前はチップを現金で渡していましたが、最近では、デビットカードやクレジットカードで支払う人が多く、カードで払う時に、チップを加算した金額で清算することができます。

「安い!と思っても、チップを入れると日本より高くなる」

慣れるまでは、飲食店などで、そう感じてしまう人も多いようです。

現金は持ち歩かない?

カナダでは、デビットカードとクレジットカードが主に使われており、現金で支払いをする人は、それほど多くありません。特にコロナ以降は、現金での支払いを拒む店も増え、「できるだけカードでの支払いをお願いします」と張り紙がされているところもあります。

学生さんでもクレジットカードやデビットカードは作成できるので、カナダに来る前に作っておくと良いでしょう。

夏でも寒い時がある

「カナダは寒い」と思われている方が多い通り、カナダは夏でも寒い日があります。

太陽が出ている時間帯はかなり暑くなりますが、日が沈むと一気に気温が下がり、地域によっては昼間30℃前後あったのも関わらず、夜から早朝にかけて10℃近くまで気温が下がることもあります。

夕方は昼間の熱気が残っているので、まだ暑いですが、早朝は涼しいことが多いので、夏でもカーディガンなどがあると便利です。

カナダの言語は3つ!?

カナダには、英語圏とフランス語圏があります。

かつてヨーロッパからの侵略があり、フランスがカナダから退去した後も、ケベック周辺ではフランス語が生き残っており、英語とフランス語がカナダの公用語として指定されています。

ケベック州に行くと、レストランやホテルなどでは英語でも通じますが、ローカルのお店では、フランス語しか通じないこともあるので、訪問する際はお店選びなどを慎重にした方が良いでしょう。

カナダでは、この2言語を公用語としていますが、中国人の人口も多いため、中国語を耳にすることが多々あります。特に、バンクーバー周辺は、お店の看板やATMのサインが英語、フランス語、中国語で表示されているほどです。

books