【カナダ移住体験談】カナダで停電!

BC州の一部では朝から停電
本日(2022/12/07)は、いつもより暖かく感じる日ですが、朝の気温はマイナス5度でした。
そんな中、市内の一部では停電しています(幸い、私が住んでいる地域では電気が使えていますが…)。
暖かい季節であれば、停電してもある程度は大丈夫でしょうが、冬に停電すると暖房が使えなくなり、寒い朝を迎えなくてはならない人がたくさんいます。
古い家では、今でも暖炉が使われていることもあるので、停電しても室内を暖められるでしょうが、その他の電気は使えないので、不便であることに変わりません。
よくある停電の原因
カナダでは、悪天候になると停電することがあります。よくある原因は以下の通りです。
- ストーム(嵐)-強風により電気が止まってしまう。もしくは雷などにより故障が生じる。
- 大雪-木の上に雪が多く積もると木の枝が下がり、電線に重荷が掛かって、電気が止まってしまう。
- 交通事故-稀なケースだが、交通事故で自動車が電柱に激しく衝突し、故障が生じて停電。
回復までの時間
多くの停電は、30分から2時間ほどで回復します。しかし、時には長引くこともあり、私が経験した中では8時間ほど電気が回復しなかったことがあります。ある地域では停電が5日ほど続いたということもあるようです。
回復までに掛かる時間は、停電の原因にもよりますが、万が一、長時間停電した時のために、事前に準備を整えておくことも大切です。
今回の停電は市内の一部エリアに限られており、過去の経験でも、自分のエリアが停電していても車で10分ほどいくと停電していないことが多いので、ほとんどの場合は、食料品などに困ることはありません。
自宅で電気を使うことができなくても、電気が通っている地域ではレストランやカフェも通常営業しているので、回復までの時間をつぶすこともできます。
ただし、極めて稀ですが、市内全域が停電する可能性もゼロではないので、やはり非常食などは準備しておいた方が良いでしょう。
停電に備えておくと良いもの
停電が起きた時に、回復までの時間を少しでも快適に過ごすために、必要なものを普段から揃えておくと安心です。
- キャンドル-大きめのものが良いでしょう。
- チャッカマンやライターなど
- 懐中電灯-長時間の停電に備えて予備の電池も用意しておくとさらに安心です。
- 太陽充電器-太陽充電器があると、そこからわずかでも電気を使うことができます。昼間に受電しておけば、暖房器具を使うことも可能です。
- 飲み水-停電しても飲み水は水道から出てきますが、万が一、どこかに避難しなくてはいけなくなった時のために非常用の水を用意しておくと安心です。
- 寝袋-カナダの冬はとことん寒く、暖房がなくなると家の中で非常に寒くなります。停電のまま、夜を過ごさなくてはいけない場合は、通常の布団だけでは寒いので、寝袋を用意しておくと安心です。寝袋は保温性に優れているので、中に入って寝るだけでなく、いつもかけている布団の上に寝袋をかけるだけでも暖かさが増します。
日頃からできること
停電はいつ起きるのは分からないので、事前に準備をすることは難しいですが、それでも普段からちょっとしたことを心掛けているだけで、電気が回復するまでの時間を少しでも快適に過ごすことができます。
たとえば、パソコンや携帯電話など、充電ができるものは日頃からコマめに充電する習慣をつけておくと、いざ停電しても数時間であれば、しのぐことができます。また、最近はUSBに繋いで使うことができる電気製品が増えています。パソコンの充電が満タンな状態であれば、パソコンに電気製品を繋いで充電することも可能です。
車のガソリンも、日頃から一定の量を維持するように意識しておくと、携帯電話くらいであれば、車のエンジンをかけながら必要な分だけ充電することができます。
普段は、気にせず使っている電気ですが、いざ停電すると、思っている以上に不便を強いられ、電気がなければ何もできない環境に住んでいることに気付かされます。
日頃から気をつけておくだけでも、災害時を乗り越えることができるかもしれません。


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