【カナダ移住体験談】カナダのハイウェイ

街と村をつなぐハイウェイ

日本でハイウェイ(高速道路)というと、ライトもあり、設備が整っています。それに比べてカナダのハイウェイは、街や村をつなぐ道で、のんびりとした田舎道を通ることもあれば、上り下りの激しい山道を通ることもあります。カナダにはバンクーバーやトロント、モントリオールなど、大きな都市があり、その周辺に小さな街や村が続いています。カナダでは、山道や田舎道のハイウェイがこういった街や村をつないでいるのです。

カナダのハイウェイは無料

日本では高速道路は基本的に有料なので、高速に乗る際に料金を支払う必要があります。それに対してカナダのハイウェイは山道や田舎道で、ほとんどの場合は料金が発生しません。ただし、たまに有料の橋などがあり、有料のエリアを通過するとナンバープレートに登録されている住所に後日請求書が届き、料金を支払います。

自然と隣り合わせのハイウェイ

カナダのハイウェイは自然と隣り合わせです。春から秋にかけては景色も良く、長距離運転も楽しいものなのですが、冬は雪や凍結により道が悪くなることが多いので注意が必要です。冬になると、ハイウェイにのる際にはスノータイヤもしくはウィンタータイヤの着用が義務付けられます。また、山の天気は激しく変わりやすいので、天候が悪い時には運転を見合わせることも大切です。
街や村では雪や雨が降っているだけでも、山道に入ると途端に霧が深くなったり、豪雨にあって道路が滑りやすくなったり、視界が悪くなることから事故に巻き込まれる可能性も高くなります。
カナダのハイウェイを運転する際には、スケジュールよりも安全第一で考えるようにしましょう。

マニュアルマップを持ち歩く

最近では、iPhoneのマップをナビゲーションとして使って、新しい場所にも楽々といくことができるようになりました。こういった機能はとても便利なのですが、カナダの小さな村では、登録されているマップと実際の道が異なることがあります。新しい場所に行く際には、必ずマニュアルのマップを車に乗せていくようにしましょう。ナビを使いながら迷ってしまった時には、おかしいと思った時点ですぐに人に道を聞くようにしましょう。

山道