【カナダ移住体験談】カナダ入国に関する規制の変更

カナダ入国のルール<コロナの陰性証明について>
※2021年11月25日現在の情報です。新型コロナウイルスの感染状況等によって変更になる可能性があります。カナダに入国する予定のある方は、直前に外務省などのページから最新の情報を入手するように努めて下さい。
これまで、カナダに入国する人は72時間以内に行われた新型コロナウイルスの陰性証明を提出する必要がありました。しかし、2021年11月末からは、短期旅行でのカナダ帰国時の陰性証明が不要になるとの発表がありました。対象となるのは、カナダ国外に短期旅行をした人で、カナダ人もしくはカナダ永住者に限ります。
これまでは「molecular test」によるコロナの陰性証明が必要でしたが、証明なく帰国することができるようになりました。これによって、仕事や家族を訪れるなどの理由で短期間でアメリカに行く人も増える可能性があります。
ただし、現段階では、このルールが適用されるのは、カナダから国外への短期旅行で72時間以内に帰国した場合に限定されています。72時間以上の旅行になる場合は、これまでと同様に72時間以内に行われた陰性証明を提出する必要があります。
入国の際の検査が免除となると、検査にかかる費用が掛からなくなるので、旅行に掛かる費用も抑えることができそうです。
対象ワクチンの拡大
カナダでは、11月30日以降、対象とされるワクチンの種類も拡大される予定です。
ファイザーなどのワクチンに加えて、Sinopharm、Sinovac、COVAXINもワクチンとして認められる予定で、同様に、11月30日以降は、カナダ国内・国外の旅行において、ワクチンの証明が必要となります。これまでは陰性証明がワクチン証明と同等の扱いを受けていましたが、今後は陰性証明は使えなくなるようです。
入国の際にはワクチン必須
カナダでは、9月からワクチンパスポートの規制が適用されるようになり、レストランでの食事や室内での公共のイベントに参加する際にも、ワクチンの接種が義務付けられていました。
さらに、2022年1月からは、日本からカナダに渡航する留学生にもワクチンの接種が義務付けられることになります。こ
れまでは、ワクチンの接種が完了していない場合、新型コロナウイルスの陰性証明を提出することで入国が可能でしたが、来年からはワクチンの接種が必要になるので、1月以降にカナダに留学する予定のある人は、事前に日本国内でワクチンを接種しておきましょう。
ワクチン未接種で、既にカナダに入国している留学生は、カナダ国内でワクチンを受けることができます。対象となるのは、18歳以上の留学生とプロ、アマチュアアスリート、その他ワークビザなどの有効なビザを所持している人、トラック運転手などエッセンシャルサービス労働者などです。
ワクチンを受けることができない12歳未満の子供の場合は、ワクチン接種を完了した大人が同伴することにより免除されます。
12歳未満の子供への接種
2021年12月、カナダではコロナのワクチン接種が始まってから1年が経過します。
ワクチン接種が開始されたばかりの頃は、早くワクチンを受けて安心したいという声もありました。それから1年の間で、ワクチンに反対する人がデモを起こしたり、ワクチンパスポートが普及するなど、賛否両論がありながらも、ワクチン接種を完了した人が増えています。
1年前には想像もできなかった状況ですが、2021年12月からは、5歳~12歳までの子供もワクチンを接種することができるようになります。
現在は「子供でもワクチンを受けることができる」というだけで「義務」ではありません(大人も義務ではありませんが)。しかし、成人へのワクチン接種が始まってからワクチンパスポートが導入されている現在までの流れを考えると、今後は学校に通うためにワクチン接種が完了していることなどが条件になることも予測されます。
日々、刻一刻と変化するコロナの状況ですが、1人でも多くの人が健康に過ごすことができる日を再び訪れることを願っています。


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