【カナダ移住体験談】カナダ人ってどんな人たち?

そもそもカナダ人とは?
カナダは世界有数の「移民国」で、世界各国からの移民者により成り立っていると言っても大げさではないでしょう。そのため、カナダには様々な人種の人たちが暮らしており、多様な文化や宗教が入り混じっています。
お互いを尊重し合って生活しているので、他国に比べて人種差別が少ないこともカナダの特徴の1つです。そんなカナダで言う「カナダ人」とは、どのような人たちを指すのでしょうか?
厳密に言えば、カナダ人とは「カナダ国籍を所有する人」になります。カナダで生まれ育った人はもちろん、カナダに移民した後に市民権を申請し、カナダ国籍を取得した人もたくさんいます。
今回は、カナダに住む「カナダ人」が、どのような人たちなのか?を紹介していきます。
フレンドリーな人が多い
日本人でも「真面目な人が多い」と言われる一方で、不真面目な人もいるので、個人による部分は大きいですが、カナダ人は基本的にフレンドリーな人が多い印象を受けます。
通りがかった時に、不用意に話しかけるようなことはありませんが、バスや電車を待っている時など、近くにいる人とスモールトークをすることは多々あります。
人がいれば必ずスモールトークが始まるわけではありませんが、人見知りをする人が少ないのか、バスがなかなか来ない時や目の前で面白い出来事が起きた時、何か気になることがあった時などは、近くの人に気軽に話しかけます。
街中で話しかけられたらフレンドリーに挨拶を交わすと良いでしょう。
ただし、初対面の相手から「どこかに行こう」などと誘われた時や車に乗るように言われた時などは、思わぬ事件に巻き込まれる可能性もあるので、丁寧に断るようにしましょう。
細かいことを気にしない
カナダ人には大雑把な人が多く、細かいことを気にしません。それと同時に、物事を深く考えない人も多く、友達になった!と思ったのに、突然連絡が途絶えることも少なくありません。
連絡が途絶えたので嫌われたのか?と思っていると、半年ほどしてから急に「元気?」とメールが来ることもあります。律儀な人が多い日本では驚いてしまうほど、気まぐれな性格が多い印象です。
また、細かいことを気にしないと言えば、カナダでは「小銭を取り扱うのが面倒だから」との理由で、1セントコインが廃止されました。合計金額が端数になる場合は、セントの部分が四捨五入されます。
例えば、合計金額が9ドル23セントの場合、23セントが四捨五入されて9ドル25セントを支払います。合計金額が8ドル21セントの時には8ドル20セントを支払います。
とは言え、大雑把なカナダ人は、ここまで細かく計算して現金を支払う人はほとんどいません。合計金額が8ドル20セントの場合、9ドル渡して「お釣りはいらない」と言う人も多く、最近ではデビットカードやクレジットカードを使う人も多いため、現金できっちり支払う人が減少しています。
仕事が優先、ではない!
カナダ人は、仕事よりも家族を優先します。職業にもよりますが、基本的には残業や休日出勤などは珍しく、定時になったと同時に職場を去る人が大半です。
付き合っている彼氏や彼女も家族として考えられることが多く、「彼女が風邪で寝込んでいるから仕事を休む」と言う人もいます。
家族優先が当たり前の社会で、職場ではこのような休みに対する理解が深く、あまり文句は出ません。
時間にはルーズ
日本では、小学生の頃から「5分前行動」が教えられており、就業時間や知人との待ち合わせも少し早く到着する人が多いでしょう。
しかし、カナダでは待ち合わせなどの5分前に到着する人はほとんどいません。待ち合わせの内容にもよりますが、パーティーなどに招待された場合は、待ち合わせの時間や招待された時間より、少し遅れて到着することがマナーでもあります。
友人とカフェや街中で待ち合わせをする場合は、時間きっかりに到着する人が多く、なかには何事もなかったかのように数分遅れて到着する人もいます。
稀に30分以上遅れて来る人もいますが、このような行動はカナダ人同士でも嫌がられており、誰かと待ち合わせをする場合は、時間きっかりを目指すと良いでしょう。


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