【カナダ移住体験談】カナダ西部を襲う強烈な激寒!

比較的マイルドなカナダ西部に・・・
「カナダの冬は寒すぎる!」
多くの人が、そのようなイメージを持っているのではないでしょうか。
たしかにカナダの冬は東京に比べると寒いですが、マイナス40度まで下がるカナダ東部に比べると、私が住むBC州のあるカナダ西部は、比較的マイルドな気候です。1年の中でも最も寒い月が12月で、気温がグンと下がることもありますが、マイナス10度ほどまで下がっても、すぐにまた0度近くまで上がります。
一度でも気温がマイナス10度まで下がると、「0度では寒くない」と感じるようになり、12月に最低気温を記録した後は、少しずつ暖かくなっていくのが通例です。しかし、今年の冬はそうはいかないようです。
今年の冬は、例年に比べると、雪の量が少なく気温もそれほど下がらなかったので、過ごしやすい冬だと言われていました。ところが・・・2月に入ってすぐに、気温がグーンと下がりました。今朝(2019年2月5日)の気温は、マイナス15度、体感温度(Windchill)は、マイナス27度でした。
1月に入ってから日が長くなり始め、春を感じるような日もあったのですが、そう簡単に春は訪れてくれないようです。予報では、しばらくの間、激寒の気温が続くそうです。
気温が下がったときの注意点
気温がマイナス10度またはそれ以下になる時は、外出の際に、お肌を守る必要があります。気温がマイナス10度まで下がると、空気に肌が触れるだけで痛いと感じます。厚手のジャケットだけでなく、スカーフや手袋、帽子も忘れないようにしましょう。
また、バスなどで外出する場合は、バスを待っている間に冷える可能性が高いので、スノーパンツがあれば、さらに安心です。手袋も防寒機能が高いタイプがオススメです。
また、気温が下がると、晴天でも道路が凍っていることがあります。雪の日は、いつも以上に気をつけて運転をする人が多いですが、路面の凍結は滑りやすくなり、事故も多いので、充分に気をつけましょう。
寒い時に暖房を切る人は少ないですが、バケーションなどで、しばらく家を留守にする場合、暖房を切ってしまうと、気温が下がった時にパイプなどが破損してしまう可能性があります。春になって、完全に暖房が不要になるまでは、家の暖房は切らない方が賢明です。
室内は温かいカナダ
「カナダの冬は寒いから過ごせたもんじゃない!」
そのように思う方も多いかもしれませんが、外の気温が非常に低いカナダでは、家の暖房システムが整っており、寒い冬でも室内では、Tシャツ1枚で過ごすことができるほど、温かくなります。
暖房システムに「セントラルヒーター」というシステムを使用している家が多く、ボタン1つで家全体の気温を調節することができます。ただし、部屋ごとの設定をすることができないので、上の階はちょうど良いけど、ベースメントは寒い、と言うことも多々あります。
古い家では、今でも暖炉が使われている家もあります。
暖炉を使った暖房システムは、ガスを使ったセントラルシステムよりも光熱費を抑えることができます。暖炉ひとつで家全体が温まるようになっており、火の強さを調節して温度をコントロールします。暖炉は、手入れこそ大変ですが、木が燃える香りに癒やされることもあります。
自然災害が多い季節
春になると、地球のあちこちで地震やハリケーンなど自然災害が起こりやすくなります。
私たちが住んでいる町の近くでも、先週、大きな岩が道路に落ちてくる事故がありました。激寒がやってくる直前で、気温が暖かく、雪が溶け始めた頃でした。
町と町を繋ぐ高速道路に、大きな岩が落ち、幸いにも車はいなかったので、ケガ人はでなかったのですが、その数日後に土砂が崩れてきたため、現在は通行止めになっています。
高速道路を使う人が少ない季節ではありますが、通行止めにより、不便をしている人もいると報じられています。


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