【カナダ移住体験談】日本とは違う!?カナダ「あるある」
目次
カナダに来てびっくりしたこと
私がカナダで暮らし始めて、もう10年以上が経ちます。今では慣れてしまったけれど、カナダに来たばかりの頃は様々な場面で驚くことが多かったです。
「日本では考えられない…」
そう思ったこともあります。今回は、そんなカナダの「あるある」をまとめてみました。
エスカレーターが動いていない
駅やモールなどに設置されているエスカレーターは、日本では点検中の時しか停止していませんが、カナダでは動いていないことが「よく」あります。
最初のうちは、エスカレーターが動いていない時に「点検中かな?」と思ったのですが、特にメンテナンスをしている人も見当たらず…。さらに、カナダ人は、動いている他のエレベーターや階段を探さず、止まっているエスカレーターをそのまま歩いていました。
カナダでは外出の際に「よく」見る光景です。
自転車の盗難
日本でも自転車の盗難は発生していますが、カナダでも非常に多く、高額な自転車は安心して外に置いておくことができません。
日本では自転車のロックと言えば、タイヤの近くに鍵をつけるか、チェーンでタイヤを固定しますが、その程度のロックではカナダだと自転車ごと持って行かれてしまいます。
そのため、自転車を置くための鉄の柵に自転車を固定してロックします。それでもロックを破壊して盗む人がいたり、パーツだけを盗む人もいます。
実際に、自転車のタイヤだけ無くなってしまった!ということも聞いたこともあります。
ちなみに、少し古いデータですが「OEDC Factbook 2009」のデータで日本とカナダを比べると、対人口比で侵入窃盗はカナダの方が2倍以上多く、私物窃盗・スリはカナダの方が13倍以上多い、とされています。
なお、車上荒らしもカナダの方が4倍以上です。
カナダも決して治安の悪い国ではないですが、窃盗は多いので気を付けましょう。
レストランの食べ残りは持ち帰る
日本では食中毒の予防などを理由として、ほとんどのお店ではレストランで食べ残したものを持ち帰ることができません。
一方、カナダでは食べ残したものを箱に入れて持ち帰ることができます。お皿を下げてもらう際にホールスタッフに ‘Would you like me to pack them up?’ などと聞かれ、Yes please と答えると、箱に入れて持って来てくれるか、箱を持って来てくれます(その場合は自分で詰めます)。
持ち帰らない場合は、No thank you と言って断って問題ありません。
ドリンクを持ち歩く
街を歩いていると、カフェでオーダーしたドリンクを片手に歩いている人をよく見かけます。
カナダでは本当によく見かける光景で、紙カップを持って歩いている人もいれば、自分のマグを片手に歩いている人もいます。カナダ人はコーヒーが好きなので、特に朝の出勤時間はドリンクを持って仕事に向かう人が多く、夏になるとコーヒーではなく、スムージーを持って歩く人が目立ちます。
バスの運転手がいきなりいなくなる
カナダでバスに乗っていると、運転手がいきなりバスから降りて、どこかへ行ってしまうことがあります。
最初の頃は驚きましたが、トイレに行ったり、カフェでコーヒーを買ったり、日本では考えられない行動をします。とは言え、すぐに戻ってくるので大丈夫です。
バスが汚い!
バス繋がりでもう一つ。カナダのバスは、ホントに汚いです(笑)。
特に外側は、道路にある汚れた雪がバスにこびりついていて、ほぼ茶色になっていることもあります。おそらく洗車を毎日していないのでしょう…。
外側だけではなく、バスの中も日本のバスほど綺麗ではありません。日本に帰国した際に、バスに乗るとあまりのキレイさに驚いてしまうほどです。
傘を差さない
カナダに来てから見たことがない光景は「傘を差している人」です。
カナダ人は傘を持ち歩くことが嫌いらしく、雨が降ったらフードをかぶって走る人をよく見かけます。人によっては走らずに、フードをかぶって普通に歩いています。当然、大雨の中を傘なしで歩いるのでズブ濡れになっているのですが、濡れることに関しては、あまり気にしていないようです。
車で移動する人が多いことも傘を差さない人が多いことと関係しているのでしょうが、雨の日でも使わないくらいなので、日傘なんて概念もないと思います。
カナダで日傘をさすと「雨降ってないよ?」と話しかけられるかもしれません。