【カナダ移住体験談】カナダってこんな国!
カナダってどんな国?
旅行や留学先の国として人気が高いカナダ。私も20年ほど前になりますが、留学でカナダを訪れ、現在はカナダで暮らしております。
さて、そんなカナダは、どのような国なのでしょうか?一般的には「移民が多い国」「穏やかな人が多い国」「のんびりしている」「寒い」などのイメージを持たれているようです。
今回は、実際にカナダに住んでいる私が、日本とは違うなあ…と思ったことを幾つかピックアップしてお伝えします。
見かける動物が違う
東京で生まれ育った私が、日本で見かける野生の動物と言えば、ハトやカラスなどでした(たまにウグイスや野良猫を見かけることもありました)。
東京と言っても、住宅や商業ビルが密集するエリアではなく、農場も近くにあったので、農家の近くを散歩すると白と黒の牛を見かけることもありました。
一方、カナダでは、東京在住時に見かけなかった動物を度々目撃し、最初の頃は珍しくて写真を撮っていました。
日本とカナダのどちらでも、頻繁に目撃したのはカラスとハトです。
ハトはバンクーバーなどの大きな都市でも見かけます。そのわりに、郊外ではあまり見かけません。
カラスは日本よりサイズが小さいです。種類が違うのかもしれませんが、鳴き声も少し違って聞こえ、日本のカラスが「カーカー」なら、カナダのカラスは「ギャー」と聞こえます。…英語でしょうか(笑)
それ以外に、カナダで見かける動物はアライグマ、シカ、スカンク、リスなどです。
バンクーバーアイランドに行った時には野生のウサギも見かけました。地域によっては野生のウマもいるそうです。
また、頻繁ではありませんが、ハイキングコースに行くと、クマやコヨーテ、クーガーなどが出没することもあります。
よく見かける鳥は、郊外ではハミングバードやロビン、タカなどで、山奥に行くとワシを見ることもできます。
日本でも、例えば私が北海道や屋久島で暮らしていたなら、もっと別の動物を見かけていたでしょう。カナダでも住む場所によって見かける動物は異なると思います。
お風呂じゃなくてホットタブ
日本では、一部のアパートを除いては湯船がありますが、カナダには「お風呂」の習慣がありません。
基本的にはシャワーだけで済ませ、さらに日本人と比べると、カナダ人のシャワーの時間はとても短いです。
カナダには毎日「お風呂」に入る習慣はありませんが、家庭によってはパティオや庭に大きなホットタブを持っている人がいます。
このようなホットタブを設置するには、それなりのスペースが必要なので、裕福な家庭がプールの横などにホットタブを設置することが多いです。
また、日本では1日の終わりにお風呂に入って疲れを取りますが、カナダでは時間に関係なく、プールなどのアクティビティと同じような感覚で使われています。
※コンドミニアムなどでは建物にジムやプール、ホットタブが設置されているところもあります。
カナダ人が好きなスポーツ
カナダのスポーツと言えば「ホッケー」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
もちろん全員ではありませんが、多くのカナダ人はホッケーが大好きです。ホッケーの試合も多く、市内で大きな試合があった日は、興奮した人が街に溢れるため、警察もパトロールを行っています。
ホッケーの次によく耳にするのがフットボールです。
フットボールの試合がある日は、ファンがパブでビールなどを飲みながら試合を観戦します。フットボールの試合がある日はパブが混雑している、もしくは興奮した人がいる可能性があるということを念頭に置いておくと良いでしょう。
他に、野球も人気があります。
カナダは右側通行
既に知っている方も多いでしょうが、カナダは右側通行です。
自動車を運転する時だけではなく、道を渡る時も日本とは逆で左を先に確認してから、右を確認して渡ることを忘れないようにしましょう。
うっかり右側を確認して車がいないから…と渡り始めると、突然、車が左から現れることもあるので注意が必要です。