【カナダ移住体験談】カナダBC州ではコロナ感染者数が急増

<新型コロナウイルス>カナダBC州の現状
カナダBC州では、11月に入ってから新型コロナウイルスの感染者が急激に増加しています。
10月までは1日の新規感染者が100人前後でした。それでも、夏に比べると感染者の人数が増えており、注意を促されていたのですが、11月に入り、気温が下がったと同時に、1日の感染者数が急増しました。
感染者数は日に日に増し、先週末は3日間で2,000人程度の新規感染者が確認されております。
感染者数はBC州全体で増えているのですが、なかでもバンクーバーエリア(Lower MainlandとFraser Health、Vancouver Coastal Health)で急増しており、BC州の新しい感染者のほとんどを占めています。
BC州では、7月にも軽いセカンドウェーブがありましたが、1日の感染者数を見ると、これまでよりも7倍程度まで急増しています。
感染者急増による規制
このような感染者の急増により、BC州ではドクター・ヘンリーは感染者数が向上している地域にて規制を行うと発表しています。現在の規制は以下になります。
・家族以外とのソーシャル・ギャザリングの禁止
・自宅でのソーシャル・ギャザリングの禁止
・レストランでのソーシャル・ギャザリングの禁止
・ヨガなど、室内でのエクササイズの禁止
・友達と散歩に行くのは、屋外である限りはOK
マスクの効果
もともとマスクを使用する文化がなかったカナダでは、新型コロナウイルスが流行するようになってからも、マスクを拒否する人がいるなど、なかなかマスク着用の習慣が普及せずにいました。
トレドー首相が公共の場所でのマスクの着用を勧めるようになってから数ヶ月が経過した秋ごろから、ようやくマスクを着用して公共の場所に出かける人が増え始めました。
それでも、現在のマスク着用率は50%ほどでしょうか。
日本に比べるとかなり少ない印象を受けますが、新型コロナウイルスが流行し始めた頃に比べると、かなりの進歩です。
カナダでは、マスクの着用は新型コロナウイルス感染の予防には関係しないようなことが言われていました。しかし、現在の新型コロナウイルス感染者の大半が、マスクを着用しない自宅でのソーシャル・ギャザリングを中心としているため、マスクを着用することによる効果が認められつつあります。
夏には、レストランやホテルなどを中心に感染者が発生していましたが、マスクの着用が定着してからは、ビジネス関連での感染者は激減しています。
学校での感染
カナダBC州での感染者の大半は、統計によると、自宅などによるソーシャル・ギャザリングだと言われていますが、9月から学校が始まり、学校での感染者が急増していることも事実です。
現在のところ、保育園や幼稚園での感染はあまり見かけないのですが、小学校、中学校、そして高校での感染者が急増しています。
学校でスタッフまたは生徒が感染した場合は、濃厚感染者が個人的に連絡を受け、14日間の自己隔離をするように伝えられます。
また、感染者が認められたクラスは14日間の学級閉鎖になりますが、その他のクラスは通常通り運営されています。校内全体が閉鎖されたのは、2020年11月19日時点では、BC州では2校だけのようです。
学校での感染者が急増する中で、ドクター・ヘンリーは、冬休みの延長は考えていないと発言したものの、後日、冬休みの延長を検討すると発表しています。
12月から2月頃は寒さも増し、室内の乾燥も進むため、インフルエンザなども含めた様々なウイルスが感染しやすい環境となります。
ウイルスの感染予防としてマスクの着用をしっかりと行うこと、そして手洗いや家具などの消毒をこまめに行うことも感染予防対策として重要だとされています。
日本でも第3波の到来と言われていますが、カナダも同様に、これから先の新規感染者数の推移が心配されています。


アメリカ
中国
オーストラリア
タイ
カナダ
イギリス
ブラジル
ドイツ
フランス
韓国
シンガポール
マレーシア
ハワイ
台湾
インドネシア
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
イタリア
スペイン
アルゼンチン
メキシコ
スイス
インド
オランダ
ベルギー
グアム
パラグアイ
アラブ首長国連邦
スウェーデン
ペルー
ボリビア
カンボジア
オーストリア
ロシア
ミャンマー
アイルランド
トルコ
フィンランド
チェコ
チリ
デンマーク
ハンガリー
ポーランド
南アフリカ
サウジアラビア
コロンビア
ノルウェー
ネパール
パキスタン











