【カナダ移住体験談】コロナに関する新しい動き

カナダBC州の新型コロナの状況(2022年1月31日現在)
カナダBC州では、オミクロンの感染者が認められてから、新規感染者数が急増しています。
1日の感染者数は、オミクロンの流行前に比べると10倍近くまでに増えています。私自身は、まだ新型コロナには罹っていませんが、知人がコロナになったと聞く機会も増えてきました。
今までも、たとえ感染予防を徹底していても「いつ・誰が・どんなタイミング」で感染してしまうのか?は分かりにくかったのですが、知人の感染者が増えたことで、より一層、気を付けなければ!と感じるようになりました。
1日の新規感染者について、私は毎日確認していたのですが、BC州では先週あたりから1日の感染者数が「0」のままになっており、確認することができなくなっています。
「0」は感染者がいなかったのではなく、何らかの理由で検査が行われていない、もしくは発表されていないのでしょう。
最近では『rapid-test』が出回っており、学校や保育所、幼稚園などには、国からテストキットが支給され始めています。コロナが疑わしい症状を感じた場合、その場で検査をすることができるため、検査場に行く必要がなくなりました。
すぐに検査できる面では便利ですが、自分で検査する=国が1日の新規感染者数を把握しにくい状況でもあります。
現在は、ビジネスや教育機関などを中心に『rapid-test』が配られていますが、さらにキットの用意が整えば、市民が自宅で手軽にコロナの検査をすることができるようになるでしょう。
なお、検査会場で行われる検査は、綿棒タイプ or うがいタイプから選ぶことができましたが、『rapid-test』は、今のところ綿棒タイプのみで、子供たちには使うことができません。
これから先、子供たちにも手軽に使うことができるキットが増えると、学校での感染なども最小限に抑えられるかもしれません。
コロナのリスクを抑えるには?
これまで「minimize the risk of covid-19」と言われていました。コロナのリスクを最小限に抑えましょう、との意味です。
こちらは、コロナに感染しないために、自己隔離を行うなどの対策を取りましょう、という趣旨でしたが、オミクロン株が浸透して、新規感染者数が急増するようになってからは、おそらくほぼ全員がコロナに感染する可能性があるので、これからはワクチンを受けて、免疫力と整えて戦闘に備えよ、という動きに変わってきています。
日常から健康な生活を心がけ、本来持っている免疫力を強くすることで、万が一、コロナに感染しても重症化を免れることができるだろ、という考えが広がり始めています。
同時に、コロナに対応できる薬も普及することが想定されており、これから先は、コロナの予防だけではなく、コロナに感染したら、どのようにするのか?の知識を広げていく必要がありそうです。
これまで、学校などではコロナの検査で陽性反応が出たら、最低10日間は自己隔離するように、との指示がありましたが、2022年1月からは、この期間が5日間に短縮され、陽性反応が出ても、症状がなければ学校に通うことができるようにもなりました。
栄養士さんによるアドバイス
今月初めに、個人的にではありますが、免疫力について栄養士さんと話す機会がありました。
医師や薬剤師、看護師などの医療従事者、ウイルス等の研究をしている学者さんなど、様々な方がそれぞれの主張をしているので、以下の話も、あくまでも「私が相談した栄養士さんの見解」ですが、免疫力を高めるためには、お腹の健康を維持することが大切、とのことです。
発酵食品を積極的に食べて、腸内に良い菌を増やし、悪玉菌を減らしていくことで、身体全体の健康が維持される、と言っていました。
日本人は食事の中で発酵食品を摂取することが多いので、ご存知の方も多いでしょうが、味噌や漬物、天然酵母のパン、チーズ、ヨーグルトなどが挙げられます。また、ほうれん草など、色が濃い葉野菜を毎日の食事に取り入れることも大事だと言われました。
今後は、このように食事内容を意識した、新たな健康ブームもやってくるかもしれません。


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