【カナダ移住体験談】コロナ禍のカナダ留学は安全?

カナダのコロナ状況(2022年3月現在)

私が暮らすカナダのBC州では、2021年の年末から年明けにかけてのオミクロン波を最後に、コロナの新規感染者が減少しています。それと同時に、ワクチン接種者も増えているため、環境としては安全になりつつある印象を受けます。

また、病院ではコロナの患者に対する治療や薬なども整っており、感染者が出ても病院が対応できるようになっているため、最近ではマスク着用の義務やレストランなどでの規制が緩和され始めました始めました。

2022年3月22日現在では、レストランやジムなどの施設でワクチンパスポートの提示が必要ですが、4月からはワクチンパスポートの規制も解除される予定です。

これまでの長かったパンデミックに大きな変化が見られ、外出を楽しんでいるカナダ人も多くいます。

マスクの着用率は?

パンデミックが始まったばかりの頃は、マスクの着用義務に対して反対する声も多くありましたが、マスク着用の義務がなくなった現在、ノーマスクでも買い物に出かけられるようになったのにも関わらず、自らの意思でマスクを着用している人もいます。

私が見る限り、マスクの着用率は半数以下ではありますが、着用の義務がなくなった今でも予防のためにマスクを着用している人が多く見受けられ、カナダ人の意識の変化を感じ取れます。

個人的には、お気に入りのマスクを着用して外出し、そこで自分のマスクを褒められると嬉しく感じるなど、もはやマスクをファッションの一部として楽しんでいた側面もあるので、マスクが不要になることは少し寂しく感じてしまいます。とは言え、新鮮な空気を思いっきり吸いながらの外出はやはり気持ちの良いものです。

カナダ留学は安全?

日本では、オミクロン株の新規感染者数が増えたり減ったりを繰り返し、なかなか下火になりきらない状況に不安を感じている人も少なくないと聞いています。

カナダでは、現在のところオミクロンの波は既に去っていると考えて良いでしょう。もちろん、新規感染数はゼロではありませんが、安心してカナダ留学に来ることができます。

ただし、ノーマスクで外出できる場所が多くあるとは言え、今後の状況次第では、再びマスク着用の必要が出てくる可能性もあるので、留学の際にはマスクを持ってくると安心です。カナダでも普通に売っていますが、日本製のマスクはまず見かけません。

また、病院などの一部の場所では、現在でもマスク着用が義務付けられています。

半年以下の留学は?

以前は、半年以下のカナダ留学の際には観光ビザを使って入国し、最大6ヶ月まで滞在することができていました。6ヶ月以上学校に行くことになった場合は、新たに学生ビザを申請して滞在を延長する方法が一般的でした。

しかし、2020年からコロナの影響で観光を目的とした入国を拒否していたので、6ヶ月未満の留学の場合でもは、学生ビザを申請して留学する必要があります。

半年以下の短期留学なのにビザの申請が必要なので、書類手続きの面で手間が掛かってしまいますが、学生ビザを持っていると、一定の条件を満たせば学校に通いながら働くことも可能です。

海外留学は高額な学費を支払わないといけないだけではなく、生活費も掛かるため、ある程度の貯金をする必要があります。しかし、学校に通いながら働けるようになると、生活費をカバーできたり、留学が終わった後にカナダ旅行をするための貯金をすることもできます。

カナダ入国に必要なこと

2022年3月現在では、カナダに入国するために「陰性証明」が必要とされていますが、2022年4月1日以降は、ワクチンを2回以上接種している人は、陰性証明なしで入国することができるようになります。

ジョンソンアンドジョンソンのワクチンの場合は1回のみでワクチン接種者として認められます。

ただし、ArriveCANの登録を忘れると、ワクチンを接種していても、入国時の検査と14日間の自己隔離が必要となる場合もあるので注意が必要です。

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