【カナダ移住体験談】カナダで感じる日本との違い

目次
カナダで感じる日本との違い
カナダと日本は世界的に見ても安全で暮らしやすい国だと言われているなど、日本と(または日本人と)共通する部分が多くあります。
しかし、それでも文化的な面を中心に、日本とは異なることが幾つもあります。観光旅行や短い出張などでカナダを訪れても気付くでしょうが、長期滞在などカナダで暮らす期間が長くなると、より多くの違いに気付きます。
そこで、今回は日本とカナダの違いについて、幾つか紹介していきます。
カナダは多言語!
カナダの公用語は英語とフランス語ですが、実際にカナダに来てみると他にも多くの言語を耳にします。特にカナダには中国人が多く住んでいるので、中国語を耳にする機会は多いです。また、街中で中国語の看板やサインなどを目にすることも多々あります。
カナダに住んでいる人は、カナダで生まれてカナダで育った人だけではなく、世界各国から多くの人が集まっているので、英語ひとつにしてもそれぞれアクセントが異なり(通じますが)、だからこそ比較的ゆっくり・ハッキリ話す人が多く、そんな状況も留学先として人気がある理由に挙げられるでしょう。
国内でも時差がある
国土面積の小さい日本では考えられないでしょうが、カナダはとても広く、同じ国内でも西から東にかけて4時間の時差があります。
例えば、バンクーバーとトロントでは3時間の時差があり、バンクーバーが午後3時の時に、トロントは夕方6時。
それに加えてサマータイムも導入されているので、年に2回は軽い時差ボケになります。
異文化は当たり前
近年は日本で暮らす外国人が急激に増えているようですが、カナダはもともと移民国で沢山の国の文化が根付いています。そのため、カナダには他の文化を受け入れやすい土壌があり、移住しやすい国としても有名です。
移民系のビザも他の国に比べると取得しやすいでしょう。
挨拶とスモールトークが盛ん
アメリカなどもそうでしょうが、カナダでは「こんにちは」の代わりに “How are you doing?” などと挨拶をするため、スモールトークにつながることも多くあります。
「カナダ人はフレンドリー」とも言われていますが、それは挨拶とスモールトークの影響も受けているのではないでしょうか。
実際、フレンドリーな人は多く、バス停などで話しかけられることは珍しくありません。また、困っている人がいたら、見て見ぬふりをするのではなく、声を掛けてくれます。
食べ残しは持ち帰れる
カナダでは、レストランで食べきれなかったものを箱に入れて持ち帰ることができます。
カナダではレストランで出される食べ物のサイズが大きく、日本人には多く感じられます。私も最初の頃は驚きつつも「食べきれない」と思っていましたが、持ち帰れることを知ってからは気持ちが楽になりました。
美味しいものでも、一度に食べ過ぎると美味しく感じられなくなったりするので…。
徐々にビジュアル的にも、胃的にもボリュームに慣れていきますが、うっかり完食し続けていると体重が増えることも!!カナダ留学を終えて太って帰る人が多いのは、これが原因でしょう。
ちなみに、当然ですがバイキングなどの場合は持ち帰りができません。
気軽に返品や交換ができる
買ったものを自宅に帰ってから「やっぱりいらなかった」「着てみたらサイズが合わなかった」などと思った時、カナダではセール品を除いて気軽に返品や交換をすることができます。
返品や交換には、購入時のレシートと商品にタグがついていることが条件になるので、タグを外す前に試着をしてみましょう。
セール品は返品対象外となっていることがほとんどで、購入時に「この商品はセール品なので返品できないけど良いですか?」と聞かれます。
まとめ
ここで紹介していることだけでなく、他にもカナダには日本と異なることがたくさんあります。しかし、それと同じくらい日本と共通する部分もあります(たとえば、日本人もカナダ人も優しいと言われていること等)。
文化の違いは住んでみなければ分からないことも多々ありますが、個人的には決して日本人が暮らしにくい国ではないと思います。
移住やロングステイをお考えの方は、何度か旅行で訪れて(可能であれば夏だけではなく冬も)、カナダを肌で感じてみると良いでしょう。


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