【カナダ移住体験談】家がスッキリ!私のガラクタ断捨離法

引っ越しをきっかけにガラクタ整理
カナダに移住してから早十数年。
気がつけば、家の中には長年の生活でたまったガラクタがあふれていました。
「いつか使うかも」と取っておいたものの、年月が経つうちに存在すら忘れてしまったものばかり。引っ越しを機に、このままではいけない!と本格的にガラクタの断捨離を行いました。
facebookのマーケットプレイス
最初に取りかかったのは、まだ使えるけれど自分には不要になったモノの処分です。
カナダには、不要品を気軽に売買できるFacebookマーケットプレイスという便利なツールがあります。ここに出品すれば、処分できるだけでなく、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなります。
家具や家電製品、子ども用品などはすぐに買い手が見つかりました。
実際に使ってみるまでは出品の手間を心配していましたが、慣れてしまえば写真を撮って簡単な説明文を書く程度なので、それほど大変ではありませんでした。
やり取りも基本はメッセージだけで、ストレスなく取引ができました。
セカンドハンドのお店
次に活用したのが、Value Villageというリサイクルショップです。
ここではドネーション(寄付)を受け付けており、まだ使えるものを持ち込むと無料で引き取ってくれます。ゴミとして出せばお金がかかるモノも、ここに持ち込めばゴミ処理代を節約でき、なおかつ、誰かに使ってもらえる喜びもあります。
ドネーションをすると20%オフのクーポン券がもらえるなど、ちょっとしたご褒美もありました。服や食器、雑貨など、まだ使えそうなものはどんどん寄付することにしました。
粗大ゴミ
どうしても売れないモノ、壊れているようなモノは、残念ですがゴミとして処分するしかありません。
通常のゴミ袋に入るものであれば、指定の日に出すだけでOKです。ただし、大きなものやゴミ袋に入りきらない量になった場合は、自治体の「追加袋」サービスを利用しました。
専用のシールを購入して貼り付ければ、2袋までは追加料金で回収してもらえます。これも比較的手軽な方法です。
もっと大量にゴミを処分したい場合には、「ダンプ(ゴミ処理場)」に直接持ち込むこともできます。
ダンプでは持ち込んだゴミは、重さによって処分の料金が決まるシステムになっています。
重さによっては予想以上の費用がかかることがあります。
なお、粗大ゴミの回収方法は、カナダでも地域によって異なります。私が暮らすBC州では、この方法ですが、事前に自治体に確認しましょう。
他にも処分しきれない大型の粗大ゴミは、ピックアップサービスを利用しました。
こちらもプランによって料金は異なります。ピックアップトラックに詰められるだけ詰めるプランや、ピックアップトラックよりも大きなトレーラーを使うプランなどがありました。
私の場合は、トレーラーいっぱいに詰めて引き取ってもらうコースを選び、料金は約420ドルでした。
スタッフが運び出しも手伝ってくれるので、とても助かりました。
さらに、どうしても自分では処理できなかったモノは、カナダで有名なGotJunkという業者にお願いしました。割高ですが、対応がとてもスムーズで安心感があります。
ローカルのピックアップサービスでは断られた特殊なゴミも、GotJunkならすべて引き取ってもらえます。
片付けを通して感じたこと
引っ越しが決まってから数ヶ月かけてコツコツと家中のガラクタを処分した結果、驚くほど家の中がスッキリしました。
それと同時に物を大切にする意識も高まりました。
今は引っ越しも断捨離も済んでいますが、定期的に「これは本当に必要か?」と自問自答しながら、物を増やしすぎないように、ため過ぎないように心がけています。