【カナダ移住体験談】カナダでの食事のマナー

レストランや友達の家での食事
カナダで暮らしていると、ホームパーティーに誘われたり、誰かと一緒にレストランに行くこともあると思います。日本でも食事に関するマナーは幾つかありますが、カナダにもカナダならではのマナーが存在します。
ここでは、カナダでの食事に関するマナー(テーブルマナーではありません)を幾つかピックアップしてお伝えします。
招かれたら時間ピッタリに到着!
日本では幼い頃から「5分前行動」を学び、社会に出てからも「5分前には会社に到着する」など、時間よりも少し早めに動くことが習慣となっていますが、カナダで食事に招かれた際は「時間ピッタリ」に到着することを意識しましょう。
早く到着してしまうと、まだ準備が整っていない場合があります。もちろん、遅く到着してしまうと、他のメンバーを待たせてしまうことになります。
ホームパーティーや、よそのお宅に招かれた際は、時間ピッタリ~5分程度遅れて到着すると、ちょうど良いでしょう。
ゲストは準備と片付けを手伝う
友人宅での食事に誘われ、到着した時にまだ料理の準備をしている場合は「Can I help you something?」と言って、料理やテーブルの準備を手伝います。
大丈夫よ!と言われても、テーブルを拭く、食器を並べるなど、気づいたことが何かあれば積極的に手伝いましょう。食後に、食器をキッチンまで持っていくことも忘れずに!
ホストが先に食べ始める
友人宅で食事をする場合、最初に食べ始めるのはホストです。
日本のような「いただきます」はありませんが、すべての食事が準備できるまで、食べずに待ちます。パーティーの時は、「いただきます」の代わりに「Cheers(乾杯)」があり、その後に食べ始めます。
レストランの場合、日本では他の人が頼んだものも揃ってから一緒に食べることが多いですが(特に目上の人と来た場合に、自分が注文したものが先に届いても、その方の注文したものが届くまで待ちますが)、カナダでは自分の食事が運ばれてきたら、先に食べます。
他の人が頼んだ食事が届くまで待っていると、料理が冷めてしまい「私のせいで、この人の食事が冷たくなってしまう…」という気持ちにさせてしまう(かえって気を遣わせてしまう)ので、カナダでは食事が運ばれたら、他の人のものがまだでも先に食べ始めます。
レストランでのマナー
レストランでのマナーも少し異なります。
日本ではホールスタッフに何かを伝えたい時に声を出して「すみません!」と呼びますが、カナダではレストランで大きな声を出すこと自体がマナー違反のため、ホールスタッフに用があるときは視線を送って表示で伝えます。
カナダではホールスタッフが定期的にテーブルまで来て、必要なものがないか?などを確認してくれるので、その時にまとめて必要なものをお願いすることもできます。
友達との食事でも、レストランでは大きな声を避けます。小声で囁く必要もありませんが、周りに迷惑を掛けない声量で会話をするのがマナーです。
また、音を立てることによって相手が不快な気持ちになることがあるので、噛む音やフォークとナイフがお皿に当たる音などは最小限に抑えます。
特に、カナダでは飲む時の音を嫌う人が多いので、スープやドリンク類も音を立てずに飲みましょう。
ただし、カナダにある日本のラーメン屋さんでは、日本の文化が通っているので、日本のように音を立ててラーメンを食べても問題ありません。
肘はつかない
こちらは日本でも同様ですが、テーブルに肘をつける行為はマナー違反です。
テーブルに肘をついて食べると、食べ物をこぼして周辺を汚してしまうだけではなく、だらしない印象を与えてしまいます。
また、肘をついていると、つまらなそうに見えることもあり、せっかく美味しい食事をしているのに、食事を楽しんでいないんだなと思われてしまいます。
背筋を伸ばして、明るい印象を与えることも大切です。


アメリカ
中国
オーストラリア
タイ
カナダ
イギリス
ブラジル
ドイツ
フランス
韓国
シンガポール
マレーシア
ハワイ
台湾
インドネシア
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
イタリア
スペイン
アルゼンチン
メキシコ
スイス
インド
オランダ
ベルギー
グアム
パラグアイ
アラブ首長国連邦
スウェーデン
ペルー
ボリビア
カンボジア
オーストリア
ロシア
ミャンマー
アイルランド
トルコ
フィンランド
チェコ
チリ
デンマーク
ハンガリー
ポーランド
南アフリカ
サウジアラビア
コロンビア
ノルウェー
ネパール
パキスタン











