【カナダ移住体験談】カナダの雇用状況

カナダで仕事は見つけやすい!?
カナダには様々な仕事があります。
特に、カナダは観光業が盛んな国なので、ホテルやリゾート、ホステル、レストランなどでスタッフを募集していることが多く、レストランなどでは接客担当者の他に、キッチンでの募集も見かけます。
このような仕事は、ローカルのウェブサイトや新聞をはじめ、店頭の貼り紙を見て応募をすることができます。また、未経験者でも英語でのコミュニケーションに問題がなければ、採用されやすい傾向があります。
オフィスワークでは、翻訳やIT関連、会計士など、資格やスキルを持っていれば見つけやすいですが、小さな町では募集の数に限りがあるので、バンクーバーやトロントなどの大きな都市で探した方が良いでしょう。
子供に関わる仕事をしたい人は、州にもよりますが、日本で保育士の資格を取得していれば書類の手続きだけで、カナダの資格に書き換えることができます。
カナダに留学してから、子供に関わる仕事を探したい人は、カナダで『Early Childhood Education』の資格を取得することができる学校に通うと良いでしょう。
カナダでは、幼児教育に携わるスタッフが不足しており、幼児教育の仕事に就く人は、移民する場合に有利になあることがあります。
また、『Early Childhood Education』の資格がない場合でも、小さなファミリーデイケアなどは、指定されたコースを20時間以上取得することで働くことができる場合もあります。ただし、『First Aid(人命救急)』の資格は必要です。
新型コロナウイルスによる影響
2020年3月、カナダでは新型コロナウイルスによるロックダウンが始まりました。
ロックダウンが始まったばかりの頃は、多くの人が解雇され、失業保険が適用されず途方に暮れる人もいました。法律では自営業の人は失業保険が適用されませんでしたが、今回の新型コロナウイルスの影響で、自営業の人が申請できる失業保険も始まりました(CERB)。
この時期に失業しなかったのは、医療関係者、警察や消防士などの公務員、グローサリーストアのスタッフ、輸送関係の人たちでした。
このような職業の人たちは、辞めたくても辞めることができない状況で、自分から辞めることを選択する場合は失業保険が適用されませんでした。
一方で、このような状況でも働いていた人たちには、昇給やベネフィットなどが通常よりも増えるなどの待遇もあったようです。
例えば、グローサリーストアで働くスタッフは、3月中旬以降の時給が2ドル増しになり、看護師などの職業でも日本円に時給換算して5,000円ほど上がるなど、働くことでのリスクは大きいものの、受け取る給料も多くなったようです。
ロックダウン解消!?明るい兆し
私が暮らすカナダのBC州では、5月から規制を取りながら、少しずつビジネスが再開しつつあります。
6月までにレストランの再開も予測されており、テイクアウトだけではなく、店内での食事もソーシャル・ディスタンスを取りながら許可されていく予定です。
学校は今の段階では、まだエッセンシャル・ワーカーの子供達のみが通える状況ですが、6月には時短で学校が再開する見込みです。
もちろん、保護者の中には不安を抱えている人がいます。そのため、6月に関してはパートタイム(時短)で学校に通う、もしくは引き続き自宅でホームスクールを行う、の2つから選択できます。
また、ロックダウンの解消により、解雇された人の中には、これまで働いていた職場に戻ることができる人もいます。
ホテルやリゾート関連などの、観光客をターゲットとしている旅行業界は、まだまだ復帰が難しいところではありますが、このまま新しい感染者数が減少すれば、多くの職種で募集が再開するのではないか?と思います。


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