【カナダ移住体験談:カナダと日本の玄関の違い】

「玄関」という言葉
日本語では、「玄関」という、特別な言葉がありますが、英語では、「玄関」といった言葉はありません。その代り、”at the door”や、しいて言えば、”hall way”などと表現することがあります。「玄関」といった言葉がないことからもわかるように、北米の家には、日本のような「玄関」という特別な空間がそもそもないのです。
日本の玄関と、カナダの玄関ではどのような違いがあるのか、見ていきましょう。
ドアが開く方向
日本では、玄関のスペースを確保するために、ドアは横にスライドして開けるか、もしくは外側にドアが開きます。なので、玄関の中のスペースも混雑することなく、ゆとりを持って室内に入っていく事ができます。しかし、カナダでは、ドアは内側に向かって開きます。その理由は、雪の多いカナダでは、大雪が降った時にドアが外側に開くと雪でドアがうもってしまい、ドアが開かなくなるからだそうです。
ドアが外側に開くと、雪が積もってもドアが開かない心配はありませんが、その代わり室内の「玄関」の空間が混雑します。
段差がない
カナダでは、もともと土足の習慣があることから、ドアを開けて室内に入るための段差がありません。そのまま靴を履いたまま室内に入る家もあれば、最近ではスリッパに履き替える家もあります。段差がないので、靴を履き替えるための椅子などが用意してあるところもあります。
スリッパに履き替える家では、外の汚れが室内に入らないように、入口にマットが置いてあるところもあります。カナダで誰かの家に行ったら、ドアのところで、”Should I take off my shoes?”と聞くと良いでしょう。そのままでいいのよと言われても、一応カーペットの部分は靴をぬぐなどの配慮をすると良いでしょう。
傘立てがない
日本の玄関には、傘立てが置いてあります。しかし、カナダには「傘立て」というものをお店でも見かけることはなく、カナダの家の玄関には傘も見当たりません。カナダでも雨は降るのですが、カナダ人は基本的に傘をささないのです。
雨が降ったらどうするか?
カナダ人は、フードをかぶって走るのです。笑。


アメリカ
中国
オーストラリア
タイ
カナダ
イギリス
ブラジル
ドイツ
フランス
韓国
シンガポール
マレーシア
ハワイ
台湾
インドネシア
ニュージーランド
フィリピン
ベトナム
イタリア
スペイン
アルゼンチン
メキシコ
スイス
インド
オランダ
ベルギー
グアム
パラグアイ
アラブ首長国連邦
スウェーデン
ペルー
ボリビア
カンボジア
オーストリア
ロシア
ミャンマー
アイルランド
トルコ
フィンランド
チェコ
チリ
デンマーク
ハンガリー
ポーランド
南アフリカ
サウジアラビア
コロンビア
ノルウェー
ネパール
パキスタン











