【カナダ移住体験談】カナダでの生活費の目安は?

カナダの生活費は高い?
16年前、私がカナダに移住してきたばかりの頃は、まだまだ物価が安く、カナダでの生活費をそれほど高くは感じませんでした。しかし、バンクーバーオリンピック以降、カナダでは物価が急上昇しており、現在でも食料品や家賃の他、日常生活に掛かる大部分の価格が上がり続けています。
コロナに関する規制が緩和されつつある現在、カナダへの渡航を考えている人もいるでしょう。
そこで今回は、カナダで掛かる生活費の目安についてお伝えしていきます。もちろん、個人の生活の仕方によって費用は大きく変わるので、あくまで目安としてご覧下さい!
気になる家賃は?
生活費の中でも、最も大きな割合を占める項目が家賃でしょう。
家賃は、どのような家に、誰と住むのか(あるいは1人で住むのか)、どこに住むのか、によって異なります。
単身で1ベッドルームのアパートに住む場合、1ヶ月1,000ドル程度の物件が見つかればラッキーです。新築だったり、ダウンタウン周辺などの便利なエリアでは、1ヶ月1,800ドルほどが必要な場合もあります。
バンクーバーなどの大きな都市では、さらに高く、1LDKの物件だと、1,800ドル~2,500ドル程度の物件が多く見られます。
留学目的などの渡航でルームシェアをする場合は、家賃を折半することになるので、1人あたりの家賃は1,000ドル~1,500ドル程度になるでしょう。
ルームメイトが日本語を話せない人であれば、日常生活でも英語を話すことになるので、英語力の向上にも効果があると思います。
食費
食費に関しても、個人の過ごし方(どのようなものを、どの程度の量を食べるのか?など)によって異なります。
単身で自炊をする場合は、かなり食費を抑えることができます。どのようなものを食べるのか?にもよりますが、自炊であれば1週間50ドル~80ドル程度で済ますことが可能です。
外食をする場合は、食費が高くなります。例えば、デニーズなどの朝食メニューは1人あたり20ドル前後くらいが平均で、ディナーの場合は少し良いレストランに入ると、あっという間に1食で50ドル(チップ込み)を超えることもあります。
電話代
生活をする中で欠かせない携帯電話ですが、電話代は意外と安いです。
特に、使っている携帯電話を持ち込む場合は、KoodやFidoで月30ドル程度から長期の携帯電話を契約することができます。数ヶ月しかカナダに滞在しない人は、プリペイドを利用することもおすすめです。
プリペイドの場合は、使っている携帯電話を持ち込むことになりますが、SIMカードを購入して番号を取得し、必要に応じてコールやデータを購入する仕組みです。プリペイド=前払いになるので、使い過ぎる心配がなく、更新も毎月なので、帰国する際も手続きの必要がなく非常に便利です。
交通費
学校や勤務先への移動は、長期的な移住でなければ、公共の交通機関を利用することになりますが、たとえばバンクーバーであれば「バスパス」を利用すると良いでしょう。
通勤や通学でバスやスカイトレインに乗る場合、1ゾーンの場合は98ドル、2ゾーンの場合は131ドル、3ゾーンの場合は177ドルで「バスパス」ひとつで、バス・シーバス・スカイトレインに乗ることができます。
毎日乗らない人は、10回分の回数券や必要に応じて「デイパス」を利用すると良いでしょう。
交際費
交際費に関しても、個人によって異なります。
例えば、友人とカフェに行って、ドリンクとマフィンなどのスナックを食べると、10ドル前後になりますが、入場料が無料の公園で自宅からドリンクやスナックを持っていくと、交通費しか掛かりません。
既に「バスパス」を持っていると休日でもそれを使うことができ、ゾーンが足りない場合は必要に応じて、遠出する時のみゾーンを追加することで、効率良く交通費を節約することができます。
1ヶ月に掛かる費用の目安は?
1ヶ月に掛かる費用は、住む場所や生活スタイルによって異なりますが、月に3,000ドル程度を見込んでおくと良いでしょう。


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