【カナダ移住体験談】ファーマーズマーケットには何がある?

ファーマーズマーケットは週末の楽しみ!

私がカナダで暮らし始めてから、週末の楽しみのひとつになっているのが、ファーマーズマーケット巡りです。

最初は、地元の野菜や果物を買う場所というイメージしかなかったのですが、実際に足を運んでみると、その想像は良い意味で裏切られました。

ファーマーズマーケットは、ただの買い物の場ではなく、カナダならではの文化や人とのふれあいを感じられる魅力あふれる空間でした。

地域によって出ているお店が異なるので、他の町のマーケットに行ってみることも楽しいものです。

マーケットには何がある?

ファーマーズマーケットには、新鮮な野菜や果物も並んでいますが、それだけではありません。ハンドメイドのアクセサリーや陶器、焼きたてのパンやお菓子など、さまざまなジャンルのお店が集まっています。

ある日、偶然見つけたアクセサリーのお店では、ネックレスのチェーンとペンダントトップを自由に付け替えられるユニークなデザインのアクセサリーが販売されていました。

自分好みにカスタマイズできる仕組みにワクワクしながら、いくつか組み合わせを試して選んだお気に入りの一点は、今でも大切に使っています。

マイマグも見つかる!

手作りの陶器を扱うお店も素敵です。

温かみのあるカップやお皿はひとつひとつ表情が異なり、使うたびに作り手の思いが伝わってくるように感じます。私は、淡い色合いの釉薬を使った和風デザインのマグカップに一目惚れしてしまい、思わず購入してしまいました。

このマグのおかげで、コーヒータイムが少し特別な時間になった気がします。

おすすめの美味しいもの♡

食べ物に関しては好みがあるでしょうが、個人的に外せないのはクロワッサンのお店です。

朝早く行くと、まだ温かい焼き立てが手に入ります。外はカリッと香ばしく、中はしっとりふわふわで、バターの香りが広がる味は、今まで食べた中でも間違いなくトップクラスです。

マーケットに行く日は、朝食を抜いてクロワッサンをその場で食べるのが定番になりました。

また、保存ができるグラノーラやオートミールクッキーもよく購入しています。忙しい平日の朝にぴったりで、ヨーグルトにかけたり、クッキーを一枚かじったりするだけでも満足感があります。

ナッツやドライフルーツがぎっしり詰まっていて、自然な甘さがクセになります。ついつい買いだめしてしまうアイテムのひとつです。

マーケットの意外な魅力

ファーマーズマーケットのもうひとつの魅力は、多文化な背景が感じられるところです。

例えば、日本の醤油やお酒を扱っているブースがあったり、韓国のキムチ、インドのスパイスなど、さまざまな国の食材や商品が並んでいます。

カナダの多様な文化が、マーケットという場に溶け込んでいることを感じる瞬間でもあります。私としては、海外にいながら日本の味に出会えることが嬉しいポイントです。

マーケットを楽しむコツ

ファーマーズマーケットを最大限に楽しむコツは、積極的にお店の人に話しかけることです。

どんな材料を使っているのか、どこで作られたのか、どのように食べるのがおすすめか、などなど。。。興味があることを聞いてみると意外な情報を得られることがあります。

何より、マーケットの出店者たちは人と話すことが本当に大好きです。

「今日はどこから来たの?」「これ、ぜひ試してみて!」など、笑顔で話しかけてくれることが多く、そのおしゃべり自体が楽しい体験になります。

注意点とまとめ

気をつけなければならないことは、雰囲気に飲まれて買いすぎてしまうこと!!

見ているだけでもワクワクする商品ばかりなので「これは今必要かな?」と流されないことも大切です。私は最近、行く前に「今日はパンとクッキーだけ買う」などと、買うものを決めてから出かけるようにしています。

そうしないと帰ってから財布を見て驚くことに…。

カナダに来て、日々の暮らしが少しずつ落ち着いてきた今、ファーマーズマーケットは週末のちょっとした冒険のような存在になっています。

地元の空気を感じ、地元の人と話し、美味しいものや素敵なものに出会える場所は、私にとってかけがえのない時間です。

カナダに訪れる機会があれば、ぜひその土地のファーマーズマーケットをのぞいてみてください。きっと、心に残る何かが見つかるはずです。

farmers market