【カナダ移住体験談】カナダの初雪
カナダのちょっと早い冬
カナダBC州、私たちの住む町では、今年初めての雪が降りました。11月に入ってすぐの雪は早い方で、今年はどうやら冬がくるのがいつもよりも早いようです。カナダの冬は、地域にもよりますが、冬が早く来るとその分春が早く来るので、それを願って冬を乗り切ります。
ブーツの準備
カナダの冬にブーツは欠かすことができません。お洒落なブーツも良いのですが、冬の気温は―10度以下、寒い地域では、-50度まで下がるところもあるので、おしゃれよりも、防水、防寒機能がしっかりしたブーツが必要になります。
去年まで使っていたブーツはつま先が寒くなるものだったので、今年は、防水がしっかりして気軽に洗うことのできるレインブーツを買いました。しかし、レインブーツだけでは寒いので、今年は外出用に防寒機能のある温かい靴下を買って冬に備えています。
雨や雪が降ると憂鬱になりがちなのですが、今回の雪は、ちょうど2日前に新しいブーツと冬用の靴下を購入したところだったので、雨と雪の中外出するのがちょっと楽しみです。
スノータイヤ
カナダでは、冬の運転にはスノータイヤが必要不可欠です。オールシーズンと呼ばれるタイヤもありますが、オールシーズンのタイヤは雪には向いていないので、やはり雪道を走れるスノータイヤが必要になります。ちなみに、カナダの冬、雪の日にスノータイヤをはかないで事故を起こすと、スノータイヤをはいていないことにより、罪が重くなります。
市内を走るだけの人はオールシーズンのタイヤで過ごす人もいますが、ハイウェイにのる人は、スノータイヤは絶対に必要です。スノータイヤは、車種にもよりますが、小さい車で新しいものを購入するとおおよそ$600(6万円弱)程度になります。
温かいジャケット
カナダの冬を過ごす人は、防寒対策をしっかりする必要があります。ジャケットは、やはりダウンジャケットがオススメです。もし、スノーボード用などの温かいジャケットがある人は、そういった防寒機能のしっかりしたジャケットを着ることもオススメです。ダウンジャケットの中には、防水機能が施されているものもあるので、そういったジャケットを着ることで、雪の日も寒さをしのぐことができます。帽子と手袋も忘れないようにしましょう。
車中心の生活なので温かい
カナダの冬は、寒いところだと―50度になります。東京の冬と比べるとかなり寒いものになりますが、カナダは、家の暖房機能が整っていることから、寒い冬でも家の中はとても暖かく過ごすことができるのです。また、移動は車のことが多いことから、寒いのは家の玄関から車まで、また、車のエンジンが温まってヒーターがつくまでの間なので、外の気温はかなり下がりますが、体をあまり冷やさずに済むのです。また、雪が積もると、実際の気温よりも温かく感じられます。
春になると少しずつ気温があがり、-10度あたりまで気温があがります。一度―50度まで下がった後の―10度は、とても暖かく感じられるのです。