【カナダ移住体験談】都市の選び方と個人的に推す4つの都市
カナダ移住と都市選び
カナダ移住とは、永住や一定期間の滞在を目的にカナダに居住することを指します。
カナダは世界各地から永住を目指してやってくる人が多く(なかには行き当たりばったりで永住することになった人もいますが)、実際に多種多様な国から多くの人が移民として生活しています。
ハードルは上がりつつありますが、それでも先進国の中ではビザの面で移住しやすく、また仕事や留学などの中~短期で訪れても暮らしやすい国でしょう。
とは言え、カナダの面積は日本の約26倍と広大で、地域によって様々な違いがあります。
そこで今回は、移住先の選び方と個人的におすすめな都市を幾つかピックアップしてお伝えします。
移住先の決め方
カナダ移住の際に決めるポイントで、とても重要なことの1つに「都市選び」があります。
カナダは国内だけでも最大4時間の時差があるほど広大で、移住先の都市によって、その後の生活が変わると考えても過言ではないでしょう。
まずはライフスタイルにあった都市を選ぶことが大切です。大きな都市から小さな都市まで、土地によって様々な特徴があります。
私は東京の大きな都市の出身なので、田舎での生活に憧れていました。そのため、現在は比較的小さな町で自然に囲まれた生活を送っています。
もちろん、その逆でカナダで都会暮らしを味わいたい人もいるでしょう。
一方で、仕事の都合や学校の所在地などで、おのずと都市が決まる場合もあります。そのような時は、ひと足先に家賃の相場や生公共交通機関の有無などを調べておきましょう。
個人的におすすめな4つの都市
カナダには小さな町から大きな都市まで数多くあります。その中から、私が個人的におすすめな4つの都市をお伝えします。
もちろん、語学留学(特にフランス語)やスポーツ留学の場合は、それぞれに適した都市があるので、ご自身の移住目的も都市選びには重要な要素になります。
また、あくまでも「個人的」におすすめする4都市です。他にも良い都市はありますし、街の雰囲気などは好みの問題もあるので、可能であれば長期滞在の前に、幾つかの都市を巡ってみると良いでしょう。
それでは、4つの都市を紹介していきます。
トロント
トロントはカナダの中でも大きな都市の1つで、都会生活を満喫したい人におすすめです。
東海岸のでヨーロッパ大陸に近く、ヨーロッパから移住してきた人が多い都市です。もちろん、日本人を含めるアジア人も多く生活しています。多様性に富み、どんな文化でも馴染みやすい都市でもあります。
カ
また、トロントはカナダの経済的な中心地でもあるため、金融、ビジネス、テクノロジー、エンターテイメントなど数多くの産業が発展しています。
優秀な大学も多く、教育機関の数も豊富なので、留学生や研究者も集まっています。都会なので大きなショッピングエリアや公園がある他、公共交通機関も充実していて、誰でも生活しやすい環境が整っています。
バンクーバー
バンクーバーもトロントのような大都市ですが、トロントとは異なり、都会の雰囲気だけでなく、大自然も楽しむことができます。
近くには湖や山脈などがあり、日帰り旅行も楽しむことができます。都会で暮らしたいけれど、週末はキャンプやアウトドアを楽しみたい人にぴったりの都市です。
また、バンクーバーは日本を含めるアジア大陸に近いこともあって、アジアからの移民者が数多く暮らしています。日本、韓国、中国、タイなど本格的な和食やアジア料理を気軽に楽しめるので、食の心配もないでしょう。
東海岸に比べると気候も温暖です。
日本からの移住者にも大きな負担を感じることなく馴染むことができるでしょう。治安の面でも、安全で住みやすい場所としても有名です。
ケロウナ
バンクーバーから車で5時間ほど内陸に行ったところにある町がケロウナです。
ケロウナはオカナガン湖の近くにある町の中で最も大きな町ですが、バンクーバーやトロントのような都会の雰囲気はありません。
田舎暮らしを楽しみたいけれど、田舎すぎないところが良い人におすすめの場所です。
また、ケロウナは観光地として人気が高く、ワイナリーも多くあります。自然が豊かなので、アウトドア好きから高い人気があります。
ナイアガラ
トロントからバスで30分程度の場所にナイアガラがあります。
「ナイアガラの滝」で世界的に知られている場所ですが、ナイアガラにもケロウナのようにワイナリーが広がっており、自然に囲まれながら『のんびり』と暮らしたい人にはおすすめです。
ただし冬の寒さは厳しく、ナイアガラで生活すると、滝が凍る瞬間も目にすることができるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カナダにはここで紹介している以外にも、まだまだ沢山の都市があります。どのようなライフスタイルを送りたいか?を考えながら、都市選びをすると良いでしょう。