【カナダ移住体験談】ガーデニングの季節です♪

種まきの季節になりました!

私が暮らしているカナダのBC州では、4月に入るとすっかり雪も溶けて本格的に春の季節を感じられるようになってきました。

気温が氷点下まで下がることもなくなるので、この季節になると種まきや球根を植えることができます。

※それでも、つい数日前には山の上の方で雪が降ったらしく、町から見える山はかすかに白くなっていました。

標高が低い町では雨だけだったので、畑の土が適度に濡れて良い状態となっています。

種や球根を買う場所

種や球根は、グローサリーストアやホームセンターなどで購入することができます。

とは言っても、全てのグローサリーストアで購入することができないので、BC州にあるお店で種や球根を買うできるお店をいくつか紹介します。

コストコ(コスコ)

コストコでは、球根や鉢に植えてある花などを購入することができます。

球根はバッグ1つで17ドル前後、鉢に植えてある植物は年間を通して20ドル前後(およそ2,000円)です。先日は、コスコでは紫陽花を見かけました。紫陽花は日本でも馴染み深い花ですが、カナダでも庭に紫陽花を植えている家庭をよく見かけます。

コストコでは土も売っています。

サイズは大きなものですが、他のお店よりもお買い得なので、鉢植えだけではなく、畑やガーデンを作っている人にとっても重宝できるお店でしょう。

土の種類も豊富で、室内用の植物向けの土や外の畑に使う土などが売られています。

Canadian Tire(カナディアン・タイヤ)

カナディアン・タイヤは、車のお店ですが、ホームセンターで売られているような商品も多々扱っており、園芸にまつわるもの=植物、土、種、球根、シャベル、芝刈り機などがそろっています。

また、キャンプ用品なども多数取扱いがあるので、屋外イベントが好きな人が多く利用しています。

Home Depot (ホームディーポ)

ホームディーポは、BC州に多くあるホームセンターで、園芸用品から日常大工に必要な材料や機材、照明など、とにかく「家」にまつわるものが揃っています。

ペンキなども豊富に取り揃えており、室内の模様替えをしたい時やペンキを塗り直したい時などは、ホームディーポを利用しています。

もちろん、園芸用品も豊富で球根、花の種、野菜の種、ジョウロ、ホース、室内用の植物、植木鉢など、植物が好きな人にとっては、見て回るだけでも

楽しい場所です。

4月に植えることができるもの

4月になると本格的に春の訪れを感じますが、まだ暖かさが足りないので、種まきをできるものは限られています。

4月に植えたいものとして挙げられるのは、球根でしょう。

肌寒い季節ではありますが、植物は春に向けて成長を始めます。この時期、屋外に球根を植えることで、夏から秋に向けて綺麗な花を咲かせてくれます。

※球根は花壇に植えるだけでなく、大きめの鉢に植えることもできます。

畑に種を蒔く場合は、レタスや豆類など比較的短期間で育つものを植えると、5月から6月の暖かさが増す時に向けて、ほどよく育ってくれます。

にんじんなどもこの季節に植えると、秋に美味しく収穫することができます。にんじんは種まきが遅れてしまうと、十分な大きさになる前に雪が降ってしまうので、早めに植えておく方が良いでしょう。

かぼちゃ類は、この季節に植えると収穫が早くなってしまうので、5月末あたりに種まきをします。

特にハロウィン用のパンプキンは、早く撒いてしまうとハロウィンよりもかなり早くできてしまい、また、季節がずれることによって小さめの出来上がりになってしまいます。

ハロウィン用のパンプキンを植える場合は、5月まで待つようにしましょう。

トマトの種まきの時期は、今がラストスパートです。

一番良いのは3月に室内もしくはビニールハウスで種まきをして、屋外が十分に暖かくなってから苗を畑に植えます。

4月に種まきをすると、たとえトマトができても、まだ緑のうちに冬になってしまうので、これからトマトを植えたい場合は、種ではなくホームセンターなどで苗を買って5月頃に植えると良いでしょう。

まとめ

春になって暖かくなると、庭仕事をしている人をたくさん見かけます。

バンクーバーでは桜も咲きましたが、私が暮らしているBC州の内陸部ではまだ咲いていません。今週あたりから本格的に暖かくなるようなので、満開の桜を堪能したいと思います!

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