【カナダ移住体験談】ワーホリで英語力は伸びる?

カナダで英語力を伸ばす方法

英語力を伸ばすために最も効果的だと考えられていることは『自分自身を英語環境に置く』ことです。

日本の英会話スクールに通うこと、語学系学部の学校に進学すること、外資系の会社に就職することも、有効な手段ですが、日本で生活している以上、どうしても日常の基本が日本語なので、英語力が伸びるスピードにも限界が生じてしまいます。

それに対して、留学やワーホリでカナダに来ると、日常の会話が英語になるので、英語力を飛躍的に伸ばすチャンスに環境ごと変えることができます。

今日は、私の体験談を含めて、ワーホリでどうやって英語を伸ばすことができるのか?を紹介したいと思います。

ワーホリ1年で英語力はどのくらい伸びる?

ワーホリ中に英語力は、どのくらい伸びるのでしょうか?

もちろん、ワーホリをスタートした時点での英語力や、ワーホリ中の生活によって大きく異なります。

例えば、ワーホリでカナダにやって来ても、日本人の友達ばかりを作ってしまい、日本語中心で生活していた場合、1年カナダで生活したところで、日本で生活しながら少し英語を勉強したのと同じくらいの結果しか期待することができません。

私の場合は、ワーホリ1年でTOEICを400点ほど伸ばすことができました(それだけスタート時点での英語力が低かったとも言えますが…)。

ワーホリでカナダに来た時の私の英語力は、日常生活におけるコミュニケーションにはそれほど問題ありませんでしたが、分からない表現やフレーズ、単語などは沢山ある状態でした。

それでも、ワーホリ中はできるだけカナダで仕事の経験を積みたいと思っていたので、語学学校には一切通わず、到着と同時に仕事を見つけて働き始めました。

日本人の友達もできましたが、ルームメイトともなるべく英語で話すようにしていました。

いざと言う時に、日本人の友達がいることは非常に心強いですし、たとえ日本人同士でも「英語で話したい」と言う人は必ずいるので、そのような友達と巡り会えることも重要でしょう。

ワーホリ中に取り組んだこと

私は、ワーホリを利用してカナダでの仕事の経験を積みたいだけではなく、英語力を伸ばしたい気持ちもありました。

とは言え、単語を暗記したり、問題集を解く勉強方法は、どうにもこうにも自分の性格に合っておらず、全くしませんでした。

ワーホリ中で私が最優先したことは「できるだけ英語だけで生活する」ことでした。やむを得ない状況を除いては、英語だけでコミュニケーションを取るように意識し、現地の新聞も読むようにしていました。

カナダでは、市内で無料の新聞を手に入れることができたので、通勤途中に新聞を見つけて、家に帰ってから、読んでいました。

ローカルのニュースや仕事情報など、興味のあることを中心に、辞書を使いながら理解に努めました。

また、引っ越しをする際にも、できるだけ日本語の環境を避けるようにしていました。

どうしてワーホリ中に英語力が伸びたのか?

私の場合、ワーホリスタートの時点ではリスニング力と語彙力が不足しており、TOEICの結果は悲惨なものでした。

しかし、ワーホリで1年、カナダで暮らした後は、耳が英語に慣れたので、知っていることは無理なく聞き取ることができるようになり、語彙力も増やすことができました。その結果、ワーホリの最後の月に受けたTOEICでは400点もスコアが上がっていました。

ワーホリでの英語力は、「英語で生活すること」を意識していれば、もともとTOEICの点数が高い人でも、さらにスキルを磨くことができるとおもいます。

日本人に多い『TOEICのスコアは高いけれど、ネイティブと英語で話せないタイプ』は、カナダをはじめとする英語圏で暮らすことで、わりと早い段階で話せるようになると思います(語彙力があるはずなので、有利だと思います)。

ワーホリ前にしておきたいこと

ワーホリで英語力を伸ばすことができるポイントは「英語だけで生活できる」ことに限ります。

ワーホリで限られた時間は1年です。この1年を有効に使うためには、ワーホリ前に少しでも英語力を高めておくことが重要です。

ワーホリのスタート時点で英語力が高ければ高いほど、より多くの経験や、より多くの人とのコミュニケーションをとることができるでしょう。

最近では、オンラインを使った低価格の英会話スクールも増えています。

それだけで完全に英語を話せるようになるか?は多少の疑問が残りますが、ワーホリ前の準備の1つとして、耳を慣らしたり、語彙力を増やしたり…、英語に触れあう機会は多ければ多いほど良いので、利用してみる価値はあると思います。

 

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