【カナダ移住体験談】カナダってどんな国?

カナダは移民国
カナダは多文化主義政策により、様々な人種が平等に社会参加することができる国を目指しています。
カナダは主に「移民者」によって成り立っており、原住民として登録されているカナダ人は国内のわずか1.8%とされています。原住民以外のカナダ国民は移民者、もしくは祖父母や先祖などがカナダに移住したことで、カナダの国民になった人々です。
そのため、カナダには様々な人種がおり、日本人をはじめ、中国や韓国、フィリピン系のカナダ人も多くいます。
移民国であるため「差別」が少ないこともカナダの特徴です。
トルドー首相は「カナダでは人種差別があってはならない」と主張しています。それでも、なかには公共の場所で差別に関する発言をする人がいますが、公共の場所ではそのような差別発言を許さない雰囲気があり、差別的な発言をした人が他の人から非難される光景も度々見かけます。
このように、カナダでは様々な背景や文化を持つ人々が、お互いを受け入れて暮らしています。
自由と平等が認められている国
カナダは、自由と平等が認められている国でもあります。
2005年には同性婚が、2016年には安楽死も認められています。また、性別を転換することも認められており、2017年からはパスポートなどの公的証明書に、男女の性別に加えてXという3つ目の選択肢も追加されています。
毎年、多くの都市で同性愛を主張するためのパレートやイベントが開催されており、同性カップルだけではなく、一般市民もイベントに参加して、その催しを楽しみます。
男女平等も認められており、必ずしも父親が仕事に出かけて、母親が家事や子育てをする決まりもありません。なかには、奥さんの稼ぎの方が良いから、子供が生まれた後には、お母さんが仕事に行き、お父さんが自宅で子育てや家事などをすると家庭もあります。
しかし、男女別の収入を見ると、男性の平均収入の方が女性よりも高くなっており、さらなる男女平等を追求する人もいますが、他国に比べると、男女の平均収入の差は少なくなっています。
カナダの英語
カナダの英語は、アメリカ英語とイギリス英語が混ざっていることが特徴です。
発音も、アメリカ英語のように発音する単語もあれば、イギリス英語のように発音する単語もあります。ただし、カナダ英語のアクセントは、他国に比べて重いアクセントではなく、比較的ゆっくり喋る人も多いため、初めて英語圏で暮らすことに挑戦する人にもオススメの国です。
カナダ人の特徴
カナダ人と一言で言っても、どこの国から移民して来た人なのか?によって、特徴は異なります。
全体的な特徴としては、カナダ人はとてものんびりしており、せかせかしていません。逆に言うと、バスなどの公共交通機関が時間通りに来ないなど、ネガティブな面もありますが、仕事におけるストレスが少ないこともあり、それほど目くじらを立てている様子はありません。
また、カナダ人は「相手を尊重する意識」が高いため、自分の意見が相手の意見と異なっても、自信を持って意見を述べることが大切です。むしろ意見が同じだと「つまらない」と感じる人もいるようで、異なる意見に対して自分がどう思うかはっきりと伝えます。
この時、たとえ意見が異なっても「自分では思いつかなかった意見」として認められるなど、相手の意見を軽視することはほとんどありません。
カナダの公用語
カナダでは、英語とフランス語が公用語として認められています。
多くの地域では英語が主に話されていますが、ケベック州に行くとフランス語が第一言語になるため、英語が分からない人もいます。
英語も地域によって訛りがあり、BC州など西海岸側ではイギリス英語寄り、オンタリオなど東海岸側ではアメリカ英語寄りの訛りが強くなります。
また、カナダには中国からの移民者も多くいるため、英語がわからない中国人もいます。英語とフランス語に加えて、中国語も分かるとコミュニケーションの幅が広がるでしょう。


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