【カナダ移住体験談】カナダ移住への道のり

カナダが移住先として人気の理由
カナダは、移住先の国として人気が高いことで知られています。
毎年、多くの人が旅行や留学、ビジネスで訪れるだけではなく、カナダ移住を目的に訪れる人も少なくありません。どうして、カナダは移住先として人気が高いのでしょうか?
カナダは、世界の中でも治安が良く、生活水準が高いと言われています。治安の面で言うと、日本に次いで世界で2番目に安全とのデータもあります(データの算出方法によって異なります)。
また、カナダには多くの移民者が暮らしており、様々な人種の人が様々な文化や宗教を持ちながら暮らしています。そのため、カナダでは他の国に比べて人種差別が少なく、これも住みやすさに直結しているでしょう。
治安、他者を受け入れる下地、さらには国同士の紛争がないことなど、安心して生活することができるため、移住したい国として注目されています。
今回は、カナダに移住するために、どのような手順を踏んでいったら良いのか?を紹介していきます。
申請者を明確にする
カナダへの移住を考えている人の中には、自分だけではなく、家族も一緒に移住したいと考えている人もいるでしょう。
家族がいる場合は、申請者の扶養家族は申請者と同時に移民することができます。
カナダへの移民には、より多くのポイントを取得することが重要です。より高いポイントを確保するためには、学歴やカナダ国内での学歴、職歴などがあり、英語力がある人を申請者として選ぶことをお勧めします。
予算を立てる
カナダへの移住にあたり、どれくらいの予算が必要なのでしょうか?
カナダ移住を実現するためには、どのくらいの費用が必要で、どのくらいの期間で、どのようにして貯金を実現することができるのか?を明確にしておくことが大切です。
必要な予算は個人や家族の暮らし方によって異なりますが、よくある予算としては、カナダでの学歴を積むための学費、移動に掛かる費用、引っ越し費用、ビザなどの申請料金などがあります。
また、カナダに移住するにあたり、一時的に収入がゼロになることも考えられます。そのような場合には、どのようにして生活をカバーするのか、どのくらいの予算を押さえておくことが必要なのか、を明確にしておきましょう。
目標の予算が決まったら、貯金が目標額に達成するまでの期間と方法を具体的に考えます。
申請カテゴリーを決める
カナダへの移住にあたり、まずは申請カテゴリーを明確にする必要があります。
どのような申請カテゴリーがあり、どのカテゴリーが自分の状況や学歴、ポイントに適しているのか?を調べ、申請カテゴリーを明確にしたら、学校に通う必要があるのか、英語力はどこまで伸ばしたら良いのか、どのような職歴が必要なのか?などを洗い出します。
自分に適したカテゴリーは人によって異なりますが、よくあるカテゴリーは、カナダで大学に通って勉強し、卒業とともに『ポスグラ』と呼ばれるビザを取得する方法です。
これにより、大学卒業後はカナダで働くことができるようになります。ビザには期限がありますが、カナダで学校を卒業し、労働経験を詰んだ後、多くの場合は移民申請に必要なポイントが溜まっています。
カナダの大学に通う場合は、入学にあたり英語力を証明するIELTSなどの資格が必要になることが多いので、これから新しい英語の資格を取ろうと考えている場合は、IELTSを目指すと良いでしょう。
TOEICや英検などは、日本の企業に就職する場合には有力ですが、海外では認められていないことがあります。
移住後の生活基盤を考える
カナダ移住を計画する際は、移住した後の生活についても考えておく必要があります。
カナダに移住した後で、どのような職業に就きたいのか、どの地域に住みたいのか、などを考えておくことで、目標に合った計画を立てることができます。
カナダは土地が広く、地域によって話されている言語や文化、気候、雰囲気などが異なります。
まずは、カナダにはどのようなエリアがあり、それぞれのどのような特徴があるのか?を把握しましょう。市民が受けるベネフィットなども州によって異なります。