【カナダ移住体験談】カナダ入国にかかる費用

カナダ入国:新型コロナウイルスの対策

新型コロナウイルスが世界中で流行してから、カナダでも様々な措置が取られています。

旅行者による感染が多いと見られていた時期は、外国人の入国を規制するなどの処置も取られていました。

2021年4月6日に発表された情報によると、カナダは現在も入国に対して厳しい規制を設けています。

今回は、カナダ入国にあたり必要な検査と措置、かかる費用などについて紹介していきます。

なお、入国のルールも含めた新型コロナウイルス対策は、毎日のように更新されるため、最新情報の入手に努めましょう。

カナダ入国にかかる費用2000ドル!?

2021年4月現在では、カナダ入国の際に、実費による検査とホテルでの自己隔離が義務付けられています。

カナダに到着すると、まずは COVID-19 テストを受け、検査結果が出るまでの3日間は政府が指定したホテルで自己隔離をする必要があります。

その後、さらに14日間の自己隔離を行い、14日間の自己隔離が終了する前に、再度 COVID-19 テストを受ける必要があります。

この際の COVID-19 テスト、ホテルでの滞在費は全て自己負担です。

ホテルの滞在には、通常の宿泊費に加えて、クリーニング代なども発生し、日本大使館の情報によると、およそ2,000ドル(約17万円)ほど、掛かるとされています。

ただ、実際に海外から入国した友人の話によると、検査とホテル代に掛かった費用は600ドル(約5万2,000円)程度だったそうです。

もちろん、ホテルによって宿泊料金は異なりますし、クリーニング代にも差があるでしょう。

陸路での入国は?

陸路での入国の場合には少し状況が異なり、2021年2月15日以降にカナダに到着する場合は、到着72時間前に米国で行ったCOVID-19テストが陰性であったことの証明が必要です。

2021年2月22日以降に陸路でカナダに入国する場合は、到着後に14日間の自己隔離を行い、さらに隔離期間が終了する前に、再度COVID-19テストを受ける必要があります。

カナダに入国できる条件は?

カナダでは現在でも入国制限を行っています。

基本的にカナダに入国することができる人は、カナダ国籍者、もしくは永住者とその親近者、空港クルー、外交官、米国籍者などに限られています(その他、学生ビザなどを持っている方は ↓ を参照して下さい)。

それ以外の人の入国は、2021年4月現在は禁止されているため、海外からカナダに観光で訪れることは依然としてできません。

カナダ留学はできる?

カナダでは現在も厳しい入国制限が続いていますが、労働や留学を許可されている人は例外です。

つまり、学生ビザを持っている学生やワーキングホリデー、ワークビザなどを持っている人はカナダに入国して生活を始めることができます。

ただし、入国の際の規制やルールには従う必要があるので、カナダへの留学やワーキングホリデーを考えている人は、自己隔離と検査にかかる費用も含めて予算を立てなくてはなりません。

カナダに来たところで仕事はある?

本来であれば、カナダには多くの留学生やワーキングホリデーの人たちが訪れます。

外国人労働者も多く、仕事を見つけることは決して難しくありません。

しかし、現在のカナダでは、新型コロナウイルスの影響で、仕事を失った人が少なくありません。その一方で、母国へ帰国してしまった人も多いため、国内の労働者が減ってしまったことも事実です。

カナダ政府は、今後、カナダでの労働者や移民者が減少する恐れがあると不安を抱えています。旅行関連の仕事は、現在かなり落ち込んでいるため、そのような仕事に就くことは難しいですが、職種にこだわらなければ、このような状況でも、カナダには多くの仕事があります。

ただし、入国の際は、COVID-19テストの結果が陰性であるだけではなく、無症状であることも必須となっており、何らかの症状がある場合は、飛行機に搭乗できない可能性もあるので、直前まで注意が必要です。

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