【カナダ移住体験談】カナダへの入国(2022年3月現在)

カナダ入国に必要なことは?(2022年3月現在)

カナダでは、オミクロン株による感染者が減少し、現在では様々な場所でコロナに関する規制が緩和されています。それに伴い、カナダへの入国に関する状況も変わりつつあります。

日本からカナダに入国する場合は、規制が緩和されている現在でも、日本での陰性証明が必要です。出国72時間前に、PCR検査を含む指定された検査を受ける必要があります。

なお、カナダへの到着時、以前は全ての人が検査を受けていましたが、現在では無作為に選ばれた人のみが検査を受けています。バンクーバー空港でトロント行きやケロウナ行きなどに乗り換える場合でも検査が必要だとして選ばれることもあるので、万が一、検査を受けるように言われた場合は、その指示に従いましょう。

ワクチンに関しては、カナダでは厳しく規制されており、2022年1月15日からワクチン未接種者は入国を拒否されています。カナダに留学などで来る予定の人は、必ず日本でワクチンを受けてから渡航しましょう。

ただし、ワーキングホリデーやワークビザなどでカナダに渡航する場合、すでにジョブオファーを持っていれば、ワクチン未接種でも入国することができます。

※これらの入国情報は2022年3月18日現在のものです。コロナの状況等によって頻繁に変わるので、最新の情報を入手してから渡航してください。

アメリカを経由する場合は?

アメリカを経由してカナダに渡航する場合は、飛行機の出発前日に受けた検査の陰性証明が必要です。

24時間前ではなく、前日であれば、24時間を過ぎているものでも認められます。アメリカが目的地の人も、アメリカ経由でカナダに来る人も同様です。

現在は、ビザに関することだけではなく、コロナの影響で入国や出国審査がややこしくなっているため、可能であれば直行便でカナダに来た方が安心かもしれません。

カナダのワクチン接種率は?

私が暮らすカナダのBC州では、現在ワクチンパスポートの掲示は不要とされていますが、これまでに少なくとも2回は接種を受けた人がほとんどです。

現在のワクチン接種率は、以下の通りです。

2回目のワクチン接種率 79.93%
3回目のワクチン接種率 44.04%

この数字は、5歳以上の子供も含めた数字です。3回目のワクチン接種率はまだ低いですが、2回目のワクチンを後半に受けた人は3回目の通知がこれから来るため、この先、高くなると予想されています。

カナダBC州の状況

カナダBC州では、年末から年明けのオミクロンウェイブ以降、新規感染者数が減少しており、現在では様々な場所でノーマルに近い生活へ戻っています。

カレッジなどでの授業

カレッジや語学学校での授業は、対面式のクラスを開始している学校と未だにオンライン授業を行っている学校に分かれています。

留学をする際は、行きたい学校がどのような対策を取っているのか?対面式(またはオンライン)の授業を行っているのか?などを事前に確認しておきましょう。

一方、公立の小学校、中学校、高校では、ほぼノーマルの授業が行われており、春休み明けからはマスクが不要となります。

買い物はマスクなし!

3月11日からは、グローサリーストアやショッピングモールなどでのマスク着用が義務ではなくなりました。

マスクをしている人もいますが、多くの人がマスクをせずに買い物をしています。私が見た限りでは、お店のスタッフやイベントのスタッフなどは、マスクを着用していることが多かったです。

介護施設での変化

介護施設などでも規制が緩和されています。

高齢者が多い介護施設では、これまで厳しい規制がとられてきましたが、3月18日以降は来客制限がなくなりました。コロナ禍で家族に会うことが叶わなかった人も、これからは家族と過ごす時間が増えるでしょう。

個人的な集まりも可能

同様に、これまでは個人的な集まりにも人数制限が設けられていましたが、規制緩和によって制限なく集まることができるようになりました。

スポーツジムなども制限なく運営することができるようになったので、久しぶりにアクティブな行動を取る人も増えるのではないでしょうか。

一部の場所ではワクチンパスポートの掲示を求められたり、引き続きマスクの着用が必要ですが、パンデミック以来最大の規制緩和が行われています。

カナダ留学やカナダ旅行を楽しむ人も、これから増えていくのではないでしょうか。

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