【カナダ移住体験談】カナダ人ってどんな人たち?

私が感じたカナダ人の印象
「カナダに留学したいな」とか「カナダに住んでみたいな」とか、何かしらの目的があってカナダのことを調べた時に、気温や治安などについては簡単に見つかりますが、なかなか「人」の印象については書かれていないことがあります。
「日本人とは?」と言われても、地域や年代によって特徴が違っていたり、もちろん、地域や年齢以上に、そもそも個人によって全然異なるので、「カナダ人って?」を一概に表すことはできません。
でも、少しだけ日本と違うのかな、と思うところもあるので、今回は20年ほどカナダで暮らしている私が感じた「カナダ人」についてお伝えしたいと思います。
※あくまでも、個人的に感じたイメージです。
カナダ人はコーヒーが好き
カナダ人はとにかくコーヒーが大好きです。
だからと言って、カナダ人全員がコーヒーを飲んでいるわけではありませんが、日本に比べるとコーヒーを毎日飲む人が多いです。
家でコーヒーを淹れることもしますが、カナダ人はカフェが大好きで、カフェで勉強する人、カフェにパソコンを持ち込んで仕事をする人、カフェで本を読む人など、様々な目的を持って多くの人が集まります。
仕事に行く前に、必ず行きつけのカフェで、いつもと同じドリンクを注文する人も少なくありません。
カナダに来てから、カフェで働いたことが何度かあるのですが、朝の忙しい時間は、ほぼ毎日同じ時間に同じお客さんが現れて、同じものを注文していきます。
メリハリがすごい
カナダ人は比較的のんびりしている印象があり、性格的にも大らかな人が多いです。それをネガティブな言い方に変えると、いい加減なところがあります。
しかし、カナダに長年住んでみると、ただのんびりしているのではなく、適度に手を抜いて気楽に過ごす時間と、きちっとしなくてはいけない時間を分けているように感じます。
やるときはやる、やらないときは徹底的にやらない!というのが、カナダ人の特徴かもしれません。
子供や自然を大切にする
カナダでは子供や自然、動物が守られています。他にも、弱い立場の人が徹底的に守られている印象を受けます。
子供に手を上げる行為は法律で禁止されており、動物の躾に関しても、暴力で相手をコントロールする行為はされていません。
また、カナダでは自然を大切にしようと考える人が多く、怪我をしている野生動物を見かけた時なども放っておきません。
子供や動物だけでなく、街中で誰かが怪我をしている時や具合が悪くなってしまった時でも、必ずと言って良いほど誰かが声を掛けて助けようとしてくれるので、公共の場で具合が悪くなっても、一人で苦しむ心配がほとんどありません。
レディーファースト
これは、少し古い考えと捉えている人もいますが、カナダではレディーファーストを徹底している男性が少なくありません。
例えば、バスの中で女性が立っていると、若くて元気な女性でも、男性から席を譲られることがあります。
私も初めてバスの中で席を譲られた時、当時20代だったので「え?そんなに歳とって見える?」と気にしたことがありましたが、レディーファーストだと聞いて安心しました。
ショッピングモールなどの入り口でも、男性と女性が同時に中に入ろうとする時は、たいていの場合、男性が先にドアを開けて、女性を通してくれます。
ただし、レディーファーストを全くしない男性もいるので、必ずドアを開けてもらえると思い込まない方が良いでしょう。ドアを開けてくれたら『Thank you』と言って感謝の気持ちを伝えましょう!
まとめ
今回は、日本人の私から見たカナダ人の印象を幾つかお伝えしましたが、別の文化の人、例えばヨーロッパの方や中国の方から見たカナダ人の印象は、日本人から見たカナダ人の印象とは、また少し異なるようです。
海外で暮らす=自分がこれまで生きてきた「当たり前」以外の文化の中で時間を過ごすことになるので、柔軟に対応できるようにしましょう。


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