【カナダ移住体験談】ハロウィンと言えば!
カナダのハロウィン
10月31日はハロウィンでした。
カナダでは、9月の終わり頃からハロウィングッズが店頭に並びます。10月の後半になると、ハロウィンの横にクリスマスグッズも並び始めますが、ハロウィンが終わるまではハロウィンのグッズが並んでおり、当日まで買うことができます。
住宅街では、10月になると秋の飾りを始める家が多く、カボチャなどハロウィンにちなんだものが玄関や庭に飾られます。特に子供が多い地域では、飾り付けが豪華になり、楽しい雰囲気になります。
ハロウィンと言えば、かぼちゃが有名ですが、その他にもハロウィンならではのキャラクターや飾り付けがあります。そこで今回は、ハロウィンと言えば!と思うものを幾つか紹介していきます。
かぼちゃとジャックオランタン
ハロウィンと言えば、真っ先に思いつくものが「かぼちゃ」でしょう。
ハロウィンの季節には鮮やかなオレンジ色のかぼちゃをはじめ、黄色、オレンジと緑が混ざったものなど様々な色のかぼちゃが並びます。色だけではなく、大きさも様々です。
玄関にカラフルなかぼちゃをいくつか並べるだけでも、ハロウィン感や秋の雰囲気が漂います。
ジャックオランタンとは、かぼちゃの中をくり抜いて、目や口の形などを掘り、その中にキャンドルを置いて照らしたものです。
ハロウィン直前になると、多くの子供たちがこのパンプキンカービングを楽しみ、フェイスブックやインスタに自分たちが掘ったジャックオランタンをアップしています。
黒猫
ハロウィンと言えば、黒猫です。
背中を丸くした黒猫のイラストを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
ハロウィンにちなんだ映画にも黒猫がよく出てきており、黒猫に対して邪悪な印象を持っている人もいます。そのため、黒猫を飼っている人は、ハロウィンの前後に黒猫を外に出さないように気をつけます。
多くのカナダ人は優しく、動物も大切にしますが、稀にハロウィンだからと黒猫に悪戯をする人がいます。
魔女
黒猫と一緒によくいるのが魔女です。先が尖った三角の黒い帽子を被った魔女は、ハロウィンのコスチュームとしても人気があります。
黒いドレスを着て黒い帽子をかぶるだけで魔女のようになれるので、手軽なコスチュームです。
ハロウィンの映画でも魔女が登場するものが多く、魔女と一緒に竹箒(ほうき)が登場することもよくあります。
ガイコツ
ハロウィンの飾り付けやイラストでガイコツを見かけることも多いでしょう。
ハロウィンはそもそも日本で言うところのお盆のような感覚で、亡くなった人が戻ってくる日とも言われています。そのため亡くなった人の象徴としてガイコツが登場しています。
ガイコツだけではなくゾンビもハロウィンでの定番です。
ゾンビはガイコツよりは人間らしい形を残していますが、やはり実際に仮想をしている人が出てきたらゾッとします。
ハロウィンには、可愛らしいガイコツやゾンビのグッズやイラストも見ることができます。
お墓
ガイコツと共によく登場するのがお墓です。
ハロウィンを題材にした映画やハロウィンのシーンがある映画などで、お墓を歩いていたら突然ガイコツが起き上がる、みたいなシーンが少なくありません。
住宅街での飾り付けでも、家の庭にお墓の飾りを設置する人が多く、この季節にはよく見かけるデコレーションです。
コウモリ
コウモリもハロウィンのアイテムとして人気のある動物です。
暗いお墓の周りをコウモリが飛んでいるイラストなどを見かけたことがある人も多いでしょう。
コウモリはハロウィンだけではなく、日常生活でも見かけることが多い動物ですが、病気を持っていることなどが多いなどの理由で嫌がる人が多いです。
カナダの一軒家などの中には、コウモリが巣を作ってしまうこともあり、その場合には業者を使って適切に駆除しなければいけません。
とうもろこし
秋になると、とうもろこしが収穫されるので、ハロウィンや秋の飾りにもとうもろこしが使われます。
飾りつけで使われるとうもろこしは、粒が黄色いタイプではなく、茶色や紫がかったもので、それらを乾燥させてパンプキンなどと一緒に並べて飾ります。
パンプキンファームでは、とうもろこし畑の迷路があり、なかには子供から大人まで楽しめる大規模な迷路もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このように並べてみると、ハロウィンを象徴するものはいくつもあります。1年に1回のイベントで、子供たちはキャンディーやお菓子を集めることができるので、非常に楽しみにしています。