【カナダ移住体験談】1年2ヶ月ぶりの一時帰国
約1年ぶりの一時帰国
今回、久しぶりに日本へ一時帰国しました。
現在、私が住んでいるカナダの都市からバンクーバーまでは飛行機で1時間ほど。そこから東京までのフライトは行きが約10時間、帰りは約8時間半で、かなりの長旅になります。
ここでは、それぞれの移動で感じたことや、日本での体験をお伝えしたいと思います。
行きのフライト:長く感じる10時間
行きのフライトは昼間の出発でした。
お昼頃の便ということもあり、なかなか眠ることができず、機内では映画を見たり、音楽を聴いたりして過ごしましたが、やっぱり10時間は長く感じました。
途中で読書をしようと試みたものの、なかなか集中できず、ひたすら到着が待ち遠しい10時間でした。
帰りのフライト:夜便で快適な帰路
一方、帰りのフライトは東京を夜に出発する便でした。
そのおかげで、機内では自然と眠ることができ、目が覚めたときにはバンクーバーに到着していました。行きと同じような長時間のフライトでも、眠れるとこんなにも早く感じるのか!と実感しました。
改めて、飛行機で長時間の移動をするなら「夜便がいいな」と思いました。
日本で感じたこと
久しぶりの日本滞在で、カナダとの違いを感じることが多々ありました。
- 歩行者と車のルールの違い :日本では歩行者が横断歩道にいても、車がスローダウンしないことがありました。これは少し驚きました。カナダのBC州では、歩行者がいれば必ず車が止まってくれるのが当たり前です。しかし、カナダの東部に行くと車は止まらないこともあり、地域による違いを思い出しました。
- 食べ物の価格とおいしさ 日本の食べ物は安くておいしいものがたくさんあります。特に納豆や豆腐などは手頃な価格で、毎日の食卓を彩ってくれます。一方で、外資チェーン店のハンバーガーなど海外から来ている物はインフレの影響で高価になっていました。また、じゃがいもは意外にも安くはなく、日本とカナダの価格差が興味深かったです。
- 接客の違い 日本の接客はやはり素晴らしいと感じました。どこに行っても丁寧な対応が多く、特に飲食店のプロフェッショナルなサービスが印象的でした。ただし、コンビニでは今ひとつの対応に出会うこともあり、「ああ時代が変わってきたんだね…」と少しだけ驚きました。
- 外国人労働者の増加 今回の帰国では外国人労働者の方を多く見かけました。実際に外国人の店員さんが接客をしている場面にも遭遇し、日本語が通じないケースもありました。また、ロボット化が進んでいる影響もあり、お客さんとの接触が減っているのを感じました。そのような背景もあって、日本語が話せなくても働ける環境ができているのだなと驚きました。
- 街の変化 日本の街並みはいつも清潔で整然としていますが、今回感じたのは地域によって少しずつ変化が見られることです。特に都心では新しいビルが増えており、近代的な雰囲気が強まっています。一方で、昔ながらの商店街や風情のある景色も残っていて、そのコントラストがとても興味深かったです。
- 公共交通機関の便利さ 日本では電車やバスの利用が非常に便利でした。カナダに比べると運行本数が多く、ほとんど時間通りに来るため、移動がスムーズです。特に地下鉄や新幹線は速くて快適で、長距離移動もストレスフリーでした。
- 気候と季節の違い 日本に滞在した時期は季節の変わり目で、気候が非常に心地よかったです。カナダの乾燥した空気と異なり、日本の湿度が肌に優しく感じられました。特に春の桜や秋の紅葉は、日本特有の美しさを感じさせてくれました。
まとめ
日本からカナダに戻ってきて、ほっとする気持ちもありますが、日本の良さを改めて実感した一時帰国でした。日本の文化や食事、そして人々の丁寧さには、やはり特別なものがあります。
一時帰国を通じて、自分がどちらの国にも居場所を持てていることを再確認できました。なんて言うのか、日本とカナダの両方の良さを感じられる生活はとても贅沢だと思います。
これからも、カナダ生活を楽しみながら、日本への思いも大切にしていきたいです。
今回の一時帰国で得た経験を心に留めながら、また日常に戻っていきます。日本での体験や学びを、カナダでの生活にも生かせるように、もっともっと頑張らないと!と刺激を受けた一時帰国でもありました。
次回の一時帰国は、、、いつになるか分かりませんが、もっとたくさんの場所を訪れて、日本の新たな魅力を発見したいと考えています。それまでの間は、カナダでの日々を充実させていきたいです。