【カナダ移住体験談】カナダの6月は暑い?まだ寒い?

カナダの6月の気候

カナダの6月は、ちょうど季節の変わり目に当たります。

日本のような梅雨はないのですが、日によっては1時間などの短時間で大雨が降ることもあります。カナダでは地域にもよりますが、暖かくなるのが日本よりも少しだけ早く、5月頃から半袖で過ごせる日が増えてきます。

それでも、夜は冷えるので、暖房はまだ必要ですが、使用する時間が減るので、光熱費の負担が少しばかり楽になる季節でもあります。

6月になると、35度近くまで上がる夏日もあります。

しかし、季節の変わり目なので油断はできません。今年も6月に入ってから、真夏日が1週間ほど続いたのですが、次の週には10度~15度程度も一気に下がっていました。

数日後には、再び30度近くまで上がるらしく、このように気温差が激しいことこそがカナダの6月の特徴です。

カナダ人の服装

カナダに来たことがある人はご存知でしょうが、カナダ人の服装には驚かされることがあります。

印象的なのは、上はダウンジャケットだけど下はハーフパンツ&ビーサンの姿で、まるで上半身だけ真冬で、下半身は真夏のようでした。

春や秋には、このような服装で外を歩いている人を頻繁に見かけます。人によっては、冬でもビーサンで外に出ている人もおり、田舎に行けば行くほど、そのような服装は多く見られます。

寒い冬でも軽装で外出する理由の1つとして、カナダでは基本的に車社会であることが大きく影響しています。

寒い日に外出すると言っても、外に出るのは家の玄関から車のドアまで、そして目的地に着いたら、車のドアからお店などのドアまでと、非常に短い時間しか外にいないので、それほど重装備をしなくても大丈夫です。

ただし、バンクーバーやトロント、モントリオールなどの大都市に行くと、公共の交通機関を利用する人も多く、そのような場所では、ジャケットだけでなく、マフラーや帽子、手袋などもしっかりと身につけています。

季節の変わり目である6月は、太陽は出ているけれど少し寒いのでは?と思うような日でも、ノースリーブで街を歩く人もいて、寒い冬が長かった反動でしょうか。「夏が待ちきれない!」と言わんばかりの服装です。

カナダ人が軽装な理由

寒い冬でもカナダ人が軽装で外出する理由をお伝えしましたが、そもそも人体は居住している地域の気候に順応するため、たとえ日本人でも、カナダに長く住んでいると、日本から来たばかりの日本人が「寒い、寒い」とジャケットを着るような日でも、半袖で過ごしてしまうことができることがあります。

これは、カナダに限らず、他の地域に住んでいる人も同じようで、タイに住んでいる日本人も「今日は涼しい」と思って、薄手の長袖を着た日に、街で見かけた日本人観光客が「暑い暑い」と、グッタリしている様子を見て驚いたそうです。

カナダ旅行に適した服装

カナダ旅行に適した服装ですが、暖かい服装を準備することがおすすめです。

特に、6月にカナダに来る場合は、夏日となる日もありますが、そんな日でも太陽が沈むと一気に気温が下がり、カナダ人でさえ肌寒く感じます。人によってはジャケットも必要でしょう。

日中に外出する場合は、基本は半袖で良いでしょうが、その上に羽織るものを気温や天候に合わせて変えるように用意しておくと体温の調節ができます。

カナダのファッションを楽しみたい!と言う人は、少なめに持ってきて、残りは現地揃えても良いでしょう。

ジャケットやブーツなどは、カナダの気候に対応したものが多く販売されています。ブランドは人によって好みがありますが、人気が高いブランドとして、AE(アメリカン・イーグル)とLULU LEMON(ルルレモン)などがあります。

LULU LEMONは、バンクーバーから始まったブランドで、金額は高めですが、品質が良くて長持ちし、後悔することが少ないブランドです。

 

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