あらたな山火事

ワシントン山火事からの煙が落ち着き、先週一度は青空を見ることができました。しかし、それもたったの2時間くらいで終了。

今度は私たちの住んでいるエリアから山火事が発生してしまいました。おかげで今度は煙だけでなく、灰も降っています。まだ避難警告はでていないのですが、かなり距離が近いので、いつ避難勧告がでるかドキドキしている状態です。幸いにも、週末の天気が雨(と言っても降ったりやんだり)なので、火事の拡大は防げているようです。

こうしてちょくちょくと煙が街に入ってくると、2003年にケロウナで大きな山火事があったそうで、地元の人は煙の臭いでその火事を思い出させると言っています。2003年の山火事は、街のすぐそこまで火がやってきたようで、被害も大きかったようです。

カナダ西海岸では、毎年夏になると乾燥がひどくなるので、山火事があちこちで発生します。火事の原因は雷などの自然によるものの場合もあるのですが、悲しいことに、多くの原因は煙草のポイ捨てや、キャンプの後始末がしっかりしてなかったことによるものが多いのです。

そんなことから、ここでは火災保険が欠かせません。

ちなみに、今朝は小さいですが、震度2の地震もあったようです。日本で震度2の地震と言ったら、それほど大騒ぎするほどのものではないのですが、地震の少ないカナダで、しかも街中で地震が起きると大騒ぎです。

アメリカ大陸にはハリケーンも近づいているようで、なかなか気の抜けない夏の終わりですね。

山