【カナダ移住体験談】真夏日の到来

カナダの5月

カナダの5月の天候はギャンブルとも呼ばれるほど、年によって天候が異なります。5月に真夏日がやってきて、みんなが海や湖に飛び込むような季節もあれば、いつまでたっても暑くなることなく、肌寒かったりぬるい天候が続く年もあります。
カナダの5月の天候は、地域によっても異なります。バンクーバーでは、比較的雲が多いことから、晴天になることもありますが、曇りや雨の日が多いのが特徴です。カナダ東部では、5月はまだ春で肌寒い日もあり、薄手のジャケットが必要になることもあります。それに対して、カナダ西部の内陸部では、同じ5月でも真夏日がやってきて、ノースリーブやショーツで出歩く人も見られます。

今年の真夏日は5月中旬

ここ数年間、それ以前までの気候とは異なり、毎年どんな季節になるのか予測がつかないところですが、今年は5月中旬の今、真夏日がやってきました。
真夏日になると、これまでこんなにたくさんの人がどこにいたんだろう??というくらい、人々が街中に出てきます。この5月の最高気温はついに5月を超え、太陽が出ている時間に外出する場合には、紫外線対策も忘れてはいけません。カナダ西部の内陸部では、紫外線が非常に強く、お肌が直射日光に当たるだけで「痛い」と感じるほどです。
日焼け止めは欠かすことができませんが、日本人は比較的紫外線によるダメージを受けやすいことから、日焼け止めクリームに加えて帽子やサングラス、アームカバーなどで紫外線対策をするのがオススメです。

太陽アレルギー

カナダ西部では、5月から7月の紫外線が1年の中でも最も紫外線が強い季節です。8月もまだ暑い日はありますが、紫外線が5月から7月のものに比べると弱くなることから、アームカバーなどを使わなくても、半袖やノースリーブのまま外に出かけることができるようになります。
紫外線が日本に比べてはるかに強いことから、これまで日本では日焼け止め対策をしなくても大丈夫だったという人でも、カナダに来ると紫外線によるダメージを受けて、太陽アレルギーを起こすことがあります。
日本で紫外線対策をしていないという人でも、紫外線の強いカナダに来る時には、日焼け止め対策をしてくるようにしましょう。いつも使っている日焼け止めクリームや、アームカバーなどがオススメです。日傘は、雨が降っていないのに傘をさすとおかしな目で見られることが多いので、カナダではあまりお勧めではありません。

道路の混雑

私達が住んでいる町は、カナダ西部にある田舎町で、人口11万人です。(新宿区の約1/3)
ワイナリーやファームが広がり、建物も低いものが多いことから空も広く、とてものんびりした田舎町です。市内での移動手段は、ここに住んでいる人の多くは車を使っています。それでも、普段の生活で渋滞することはほとんどなく、渋滞するとすれば、イベントなどがあり、交通規制がされている場合、工事中の場合、交通事故があった場合などくらいです。それでも、日本の渋滞に比べると道路の交通状況はそれほど悪くなく、ちょっと車の数が多いなと感じる程度で、止まってしまって動かない、なんていうことはまずありません。

そんな田舎町でも、この季節になると、観光客がやってくることから人口がいっきに増えます。道路の混雑も他の季節に比べると多くなり、暑くなった瞬間に車の数が増えます。毎日生活している人にとっては、この季節になると運転しづらいと感じる人が多いのも現実です。

あちこちに出てくる人

真夏日になると、本当にこれまでこんなに沢山の人がどこにいたのかというほど街中で見かける人が増えます。ビーチの駐車場はあっという間にフルになり、ショッピングモールなどの駐車場も混雑します。これまでの季節では、静かなビーチをのんびり散歩することができたのですが、この季節になると、ビーチも混雑し、家族や友達と楽しい時間を過ごすことはできますが、のんびりとリラックスするという感じではなくなってきます。

混雑するのは道路やビーチだけではありません。観光客が多くなると、レストランも混雑します。混雑しては入れないというほどではありませんが、ラッシュの時間にあってしまうと、しばし待つこともあります。

人口が増えるこの季節は、夕方から夜になっても出歩く人が多いことから、ダウンタウンエリアもにぎわってきます。

夏