【カナダ移住体験談】カナダへの移住

カナダ移住で感じた!カナダ魅力

カナダの魅力は豊かな自然と、のんびりとした雰囲気でしょう。

空気が綺麗で食べ物も美味しい国で、一度でもカナダに訪れたことがある人は、その居心地の良さに魅了されてしまいます。さらに、カナダに住んでみると、カナダ人はフレンドリーで親切だと言うことも分かります。

困っている人がいたら、ほとんどの場合は誰かが声を掛けて助けてくれます。道に迷った時でも、自分から誰かに道を聞いた場合でも、本当に親切に教えてくれます。

私がカナダに暮らし始めたばかりの頃、バスでお釣りをもらうことができないことを知らず、さらに言葉もうまく通じなくて困っていたら、他のお客さんがバス代を払ってくれたことがあります。

小さな町では、日本の食料品を手に入れることが大変ですが、バンクーバーやトロントなど大きな都市では日本の食品やアジア系の食品を扱う店が幾つもあるので(日本よりも金額は高いですが)、それほど困ることなく日本の食品を購入することができます。

初めは、なかなか私の英語が通じませんでしたが、カナダ生活が長くなると、日本語のアクセントがあって聞き返されることはあるものの、問題なく通じるようにもなりました。

そんなカナダに「いつか移住したい!」と思っている人も少なくないのではないでしょうか?

今回は、カナダでの移住生活と帰国事情について紹介します。

カナダ移住1年~3年

カナダに移住して1年~3年の頃は、カナダ生活がひたすら楽しく、純粋にカナダでの暮らしを満喫していました。日本に一時帰国する時も、ようやく住みなれたカナダを一瞬でも離れるなんて寂しい!と感じるほどでした。

カナダに移住したばかりの頃は、日本に帰国すれば友達にも気軽に会うことができ、久しぶりの再会を楽しむことも簡単でした。いつでも帰国できるから、この頃は、まだ再び日本を離れることについて、寂しいと感じることもありませんでした。

やたらと食べたくなる日本食

移住したからなのか、年齢によるものなのかは不明ですが、カナダに移住してから、やたらと日本食が恋しくなるようになりました。外食では日本食レストランに行く機会が増え、日本に一時帰国すると、大量に日本の食品を買って来るようになりました。

日本では、いつでもどこでも買うことができる「おむすび山」なども、カナダに来ると、特定のお店や大きな都市まで行かないと手に入らないこともあるので、日本に帰国する際には大量に買って来ます。

納豆も日本にいる頃は、それほど食べなかったのに、カナダに移住してから、やたらと食べたい時期がありました。カナダの納豆は基本的に冷凍で、日本に帰国してスーパーに行くと「そういえば納豆は冷蔵だった!」と思い出すこともあります。

日本行きの飛行機は未来へのタイムマシーン

カナダに移住し、カナダ生活が10年も経つと、日本の街並みも流石に変わっています。

日本への帰国=知っている場所、住み慣れた場所に帰るはずですが、年月が経つと街並みが変わってしまい、知っているはずの土地が少しずつ「新しい場所」「知らない場所」になっていきます。

自分がいない空白の期間が長ければ長いほど、帰国の際には浦島太郎状態です。

日本で生活していた頃の記憶と比べると、日本への帰国はタイムマシーンに乗って、未来にでも訪れているような気分になります。

日本に移住したくなる

カナダ生活はとても良いもので、私自身は気に入っています。

生活する地域にもよりますが、私が生活しているエリアは、車中心の生活で、どこに行くにも困りません。今週は気温がマイナス20度まで下がっていますが、暖房機能が整っているため、室内は半袖で過ごすことができ、買い物などで外出する際にも車での移動なので、それほど寒い思いをすることがありません。

何でも便利な日本と比べると、不便に感じる部分もありますが、慣れてしまうとそれほど気になりません。

しかし、住み心地の良いカナダでも、念願のカナダ移住を実現して、その生活に慣れてしまうと、今度は日本に移住したくなることがあります。ないものねだりですよね…。

日本へ一時帰国をすると、あちこちにコンビニがあり、そのコンビニでは美味しい食べ物を手軽な金額で買うことができます。スーパーでも、カナダでは手に入れることが難しい食料品などを安く買うことができます。

日本に住んでいる時は当たり前で何も感じなかったコンビニやスーパーが、かなり素晴らしいお店のように感じます。

カナダ生活も良いですが、コンビニがあちこちにあって、便利に生活することができる日本に魅力を感じるようになります。

今はまだ、移住してから10年ちょっとなので、さらに月日が経つと移住に対する気持ちも、また変わっていくのかもしれません。

 

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