【カナダ移住体験談】カナダで引っ越し!費用&日本との違い

カナダで引っ越し

来月、我が家は久しぶりに引っ越しをします。

新しい住まいを探しながら、カナダの引っ越しについて調べている最中です。物件選びや引っ越し業者を比較しています。

家賃については、どのエリアに住むか?で相場が大きく変わるため、周辺の環境や通勤時間などを考慮しながら慎重に検討中です。

荷造りも少しずつ進めていて、断捨離も兼ねて整理を進めています。

今回、いろいろと調べている最中で思ったことは、日本とカナダでは、引っ越しにかかる費用や賃貸契約のルールが大きく異なること!!

そこで、ここではカナダで引っ越しを考えている人に向けて、日本では一般的な敷金や礼金、さらに引っ越し業者を利用する場合の費用の相場についても紹介していきます。

カナダの引っ越し業者にかかる費用の相場

カナダで引っ越し業者を利用する場合、距離や荷物の量によって料金が異なります。

一般的に、同じ都市内での引っ越しであれば約500ドル〜1,500ドル程度ですが、トラックの大きさや作業員の人数によって料金が変わり、また、週末や月末などの繁忙期には料金が上乗せされる傾向があります。

州をまたぐ長距離の引っ越しになると、3,000ドル以上かかることも珍しくありません。

日本と同様、引っ越し業者やプランによってサービスの内容が異なり、梱包や家具の組み立てまで手伝ってくれる業者・プランもあれば、荷物の搬入・運送以外は自分で行う業者・プランもあります。

節約のために、引っ越し業者を利用せず、トラックなどをレンタルして自力で引っ越しを行う方法もありますが、大きな家具や家電を持っている場合、プロに依頼した方が損傷などが少なく、効率的に引っ越しを進めることができるでしょう。

カナダの賃貸契約におけるデポジット制度

日本では賃貸契約時に敷金や礼金を支払うことが一般的ですが、カナダでは「セキュリティデポジット(保証金)」のみが必要です。

これは家賃の半月分から1か月分程度を預け、退去時に部屋が原状回復されていれば、そのまま返金されます。日本の礼金のように、返ってこない費用はなく、比較的初期費用が安く済みます。

ただし、退去時に部屋のクリーニング費用や修繕費が差し引かれることがあるため、契約時にしっかりと確認しておくことが大切です。

また、カナダでは家賃の支払い方法として、銀行の自動引き落としや小切手(チェック)を使うことが一般的です。

クレジットカードで家賃を支払える物件は少ないため、新しく契約する際には支払い方法についても確認しておきましょう。

家具付き物件と家具なし物件の違い

カナダの賃貸物件には、家具付き(Furnished)と家具なし(Unfurnished)の2種類があります。

日本の賃貸物件は、ほとんどが家具なしですが、カナダでは家具付きの物件も多く、短期間の滞在には非常に便利です。

家具付きの場合、冷蔵庫や電子レンジ、ベッド、ソファなどが備え付けられており、すぐに生活を始めることができます。一方、家具なしの物件では、自分で家具を購入する必要がありますが、家賃が比較的安い傾向があります。

カナダで家具を揃える際には、IKEAやWalmart、Canadian Tireなどの大型店舗を利用すると比較的リーズナブルに購入できます。

また、Facebook MarketplaceやKijijiを活用して、中古の家具を安く手に入れることも可能です。特に学生や短期間の滞在者は、退去時に家具を処分することが多いため、引っ越しシーズンになると掘り出し物が見つかることもあります。

引っ越しの際の注意点と費用を抑えるコツ

日本と同様に、カナダでも引っ越しを行う際に、管理会社または大家さんに、あらかじめ退去の通知を行う必要があります。

通常は1か月前までに連絡することになっていますが、契約内容によって異なるので、引っ越しを考え始めたら、早めに契約内容を確認しましょう。

引っ越し費用を抑えたい場合は、引っ越しのオフシーズン(冬場など)を狙う、友人や知人に手伝ってもらって自力で行う、フリーマーケットで家具を購入するなどの方法があります。

また、マンションやアパートでは引っ越し当日にエレベーターの使用が制限される場合があるため、事前にビルの管理人に伝えておきましょう。

まとめ

カナダで引っ越しを行う場合、引っ越し業者の相場は500ドル〜1,500ドル程度(距離や作業人数、プラン等によって異なる)、繁忙期には追加で料金が掛かります。

また、賃貸契約ではセキュリティデポジットのみが必要で、敷金・礼金の概念はありません。家具付きの物件も多く、ライフスタイルに合わせた物件探しが可能です。

私自身も引っ越しの準備をしながら、日本との違いを含めて、いろいろと刺激を得ています。

新生活に向けての準備は大変ですが、少しずつ進めることで、不安を減らしながらスムーズに移行できるのではないでしょうか。

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