【カナダ移住体験談】私のカナダ生活

私のカナダ生活

カナダ留学やカナダ移住を考えている人は、カナダ生活ってどんな感じなのか?と気になっているでしょう。

そこで今回は、私の経験を元に、カナダでの生活や日常をお伝えしていきたいと思います。もちろん、「日本での生活」と同じように、カナダでの生活スタイルは、都市や年齢などによって異なります。

また、ここではバンクーバーやトロントなどの大都市ではなく、あくまでも私の日常なので、大都市から少し離れた田舎町での生活になります。

カナダでの買い物の頻度

日本で暮らしていた時を思い返すと、仕事帰りにスーパーへ寄って、その日に食べるもの、その日に作るものの食材などを買っていました。

その習慣がカナダに来てから大きく変わりました。

カナダで暮らしている現在、食材を購入するための買い物は週に1回程度です。

カナダにいる人が全員そうではありませんが、週末にまとまった買い物をして、平日はお店にはいかない人は多いです。

カナダでのグローサリーストア(スーパーマーケット)にあるショッピングカートのサイズは、日本のカートよりもはるかに大きく、おそらくカナダのサイズが何でも大きいからというだけではなく、1回に購入する量が多いことも理由の一つでしょう。

ショッピングカートの大きさは、お店によって若干異なります。

「Safeway」や「SaveonFoods」では比較的カートは小さめですが「Supersotre」や「Costco」に行くと、カートのサイズも大きく感じます。お店の中が広いので買う量も多いのではないかと思います。

最近では、自宅にデリバリーしてくれるシステムも人気で、金額は若干高めですが、買い物に行く時間を省きたい人は積極的に活用しているようです。

ジャケットを着る人があまりいない

カナダはご存知の通り、冬はとても寒いです。

私が暮らしている地域では、最低気温がマイナス26度前後まで下がることがあり、寒さの感じ方が日本(東京)で暮らしていた時とは大きく異なります。

カナダでは、0度前後では「ちょっと寒いかな」程度の感覚です(笑)

暖かいセーターは着ているものの、ジャケットを着ないでそのまま外出する人も少なくありません。買い物に行っても、ジャケットを着ていない人が多く、ショッピングモールでは歩くせいで汗もかくので、薄着の人を多く見かけます。

実際に、ショッピングモールで洋服を見ていた時、近くにいた女性が “I don’t  wear a jacket. If I wear it, it will be only when it’s super cold.” 「ジャケットはあまり着ないし、着るとしたら本当に寒い時だけね」と言っているのを耳にしました。

気温に対する感覚だけではなく、ジャケットを着ることが面倒くさいというのも理由の一つかもしれませんね。

移動の基本は車!

バンクーバーやトロントなどの大きな都市では電車(スカイトレインやサブウェイ)が充実しているので、車がなくても不便なく生活できますが、大きな都市から外れると公共の移動手段はバスもしくはタクシーのみになります。

よくよく考えてみると、日本と同じかもしれませんね。大都市では電車や地下鉄が普及していて、バスの本数も多いですが、地方に行くと車がなくては生活できない…。もしかしたら、どの国も同じかもしれません。

カナダでは、レンタルの自転車やスクーター(キックボード)が用意されている地域もありますが、冬は道路が凍るので使える季節が限定されてしまいます。

また、バスのみの地域ではバスが時間通りに来ないことや、突然バスが運休になることもあります(その際、お知らせもないです)。それでも、仕方なくバスを利用している人もいますが、大都市以外での移動手段は基本的に自家用車です。

車があれば行動範囲が広がるし、荷物だって乗せて移動できるので便利です。

車の免許を持っていない、あるいは免許を持っているけれど車がない(留学などの限られた期間のみカナダに住むなら金銭的に車を買うことに躊躇する)など、バスを使わざる得ない地域に留学生が住むと、交通面で苦労することが多々あります。

様々な文化と食べ物

カナダは移民国なので、様々な文化が入り混じっています。

生活するうえで、特に多国籍文化を感じられる瞬間が食事です。

カナダでは、日本食はもちろん、韓国料理、インド料理、ベトナム料理、中華料理など、世界各国の食べ物を楽しむことができます。

韓国料理レストランは韓国人が、ベトナム料理レストランはベトナム人が経営していることが多いので、どれも味は本格的です。カナダ移住やカナダ留学だけでなく、カナダ旅行をする方も世界各国のレストランを訪れて多国籍に触れてみてください!

夜はおとなしく「寝る」

私の生まれ育った都市・東京は「眠らない街」と言われていましたが、カナダでは、夜になると普通に寝ます(笑)

バンクーバーやトロントでは比較的遅くまでレストランが開いていますが、私が住んでいる地域では一般のレストランは夜8時に閉店(夜7時半がラストオーダー)のところも少なくありません。

パブなどのお酒を取り扱っているお店は0時まで開いているところもありますが、フードメニューは夜8時までなど、食べ物は早い時間に終わってしまうことが多いです(ナッツなどのキッチンを使わないメニューは8時以降もOK)。

そのため、夜に外出している人が少ないです。

ただし、夜は人が少ない=安全は誤った認識で、治安の面は昼と夜で大きく異なります。

私が暮らしている地域は、犯罪なども少なく平和な地域ですが、それでも暗くなったら日本で暮らしていた時のように、安心して1人で外を歩くことはなかなかできません。

まとめ

今回はカナダで暮らしている私の視点で、カナダ生活を簡単にお伝えしました。

私の住んでいる地域が小さな町なので、交通面を中心に大都市とは違いが幾つかあります。

私の他にも、カナダ暮らし・カナダ移住を発信しているブロガーさんはたくさんいるので、いろいろな方の情報を参考に、目的地(滞在地・居住地)での交通の便や飲食店あるいはスーパーなどの営業時間などを下調べしておくと良いでしょう。

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