【カナダ移住体験談】世界共通!?新年には新しいことを!

新年には新しいことを!

私事になりますが、2025年1月から、私の娘がギターレッスンを始めることになりました(笑)

新しい年を迎え、何か新しい挑戦を始めることは、私たち家族にとって大切なイベントです。娘は、ずっーと音楽に興味を持っていましたが、なかなか一歩を踏み出せずにいました。

「新しいことを始める」という新年の習慣に影響を受けたのか、今年になってようやくギターのレッスンを始める決意をしました。その前向きな姿を見て、私自身も新たな気持ちで今年をスタートしようと強く感じています。

新年は、新しいことを始める絶好のタイミング。

これは何も日本に限ったことではなく、カナダでも同じようにとらえられています。

今年も新しいことに挑戦しよう!と決意を新たにした周りのカナダ人たちの様子を見ていると、改めて、人々の共通の思いに気づかされます。これは、日本もカナダも同じなんだな~って。

娘だけではなく、今月から新しいことをやり始める!!と言っているカナダ人の友達も多くいて、1月とは、やる気がみなぎる季節なのだと実感しています。

カナダ人も今年の目標を立てる

カナダでは、新年に何かを始めることを“New Year’s Resolutions”(新年の決意)と言います。

この言葉は、テレビやインターネットでもよく目にし、年明けになると、多くの人が自分の目標を語ります。

ジムに通い始める、健康的な食事を取り入れる、読書を増やすなど、目標の内容は人それぞれですが、「より良い自分になりたい」という願いは日本人と同じです。

この時期=冬の寒さが厳しい時期であるため、目標として「室内でできる新しい趣味を始める人」が多く、例えば私がカナダで出会った友人の中には、年明けにオンラインの料理クラスを始めた人がいました。

「今年は健康的なレシピを極めたい」と、週末ごとに試作品を作り、それをSNSに投稿するなど、積極的な発信を行い、私も彼女の積極性に刺激を受けて、何か始めてみようと思い立ちました。

私は、地元の文化をもっと知るために、カナダの歴史について調べ始めることにして、少しずつ知識が増えています。

そうすることで、その土地に対する親しみや感謝の気持ちが今以上に深まり、もっともっと知りたい欲が高まっています。

カナダ人のやり方

一方で、カナダ人の新年の目標設定には、現実的で柔軟なアプローチが見られます。

日本人とは根本的に異なっていて、「完璧である必要はない」「途中で調整しても良い」という考え方が浸透しているため、途中で柔軟に目標を変えます。

「一度決めたことはやり遂げること」を美学にしがちな日本人には、いい加減に思えるかもしれませんが、ストイックになり過ぎない方が、かえって長続きするのかもしれません。プレッシャーがないので、非常に気楽に感じられます。

私もこの考え方を取り入れるようになり、気負わずに目標に向かうことができるようになりました。

さらにカナダでは、家族や友人と新年の目標を共有することが一般的です。

これによって、互いに励まし合い、進捗を確認し合うことができます。

私の知人は「目標を言葉にすることで実現しやすくなる」と話しており、実際にそれを実行しています。私自身も、今年は家族との絆を深めることを目標に掲げており、週に一度のビデオ通話を欠かさないようにしています。

こうした取り組みは小さな一歩でも確実に達成感を得られるものです。

まとめ

カナダ人も日本人も、新年をきっかけに新しいことを始めようとする気持ちは同じです。

文化や価値観は違っても、何かを始めたい、変わりたいという思いに国境がありません。新しい年が訪れるたびに、私もまたそのエネルギーを受け取って行動に移していきたいと思います。

新しいことに挑戦することで、心にも新たな活力が生まれますし。

皆さんは今年、どんなことに挑戦しますか?

日本でもカナダでも、その一歩を踏み出すことが新年の醍醐味ではないでしょうか。

新しい挑戦は、未来への希望を生む鍵となるでしょう。

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