【カナダ移住体験談】カナダ生活で役立つ市販薬
目次
カナダの薬局でも対応可能!
今から20年以上も前、私が初めてカナダに来た時は、今のようにスマホで手軽に何でも調べられる時代もなかったので、万が一に備えて日本から必要だと思われる市販薬を持って来ました。
日本人には日本人の体質があり、日本の市販薬が一番だと思うのですが、長年カナダに住んでいると、日本の市販薬にばかり頼ってはいられません。
もちろん、日本に一時帰国した時に日本の市販薬を購入してカナダに持っていきますが、普段はローカルの薬局で購入した市販薬で対応しています。
今回は、カナダの市販薬にはどのようなものがあるのか?を紹介していきます。
ちなみに、市販薬は英語で「over the counter」と呼ばれています。
鎮痛剤/解熱剤
市販薬の中で、最も必要とされるものが「痛み止め(鎮痛剤)」ではないでしょうか。
頭痛を始め、喉の痛みや関節の痛み、時には歯の痛みに使われ、解熱剤としても効果があります。実際に使った感想では(個人的な感想ですが)、鎮痛剤に関してはカナダの市販薬でも問題なく対応できています。
症状に合わせて分量を選ぶことができるのも良いところです。
タイレノール (Tylenol)
鎮痛剤の中で最もよく使われているのがタイレノールです。
タイレノールは、コロナのワクチン後の発熱や関節の痛みにも効果があると言われ(安全に使えると言われ)、一時的に品薄状態になりました。
副作用も少なく、幅広い用途で「痛み止め」として使われます。
一般のタイレノールは250mgで、Extra Strengthという強めのタイレノールは500mgです。ひどい頭痛などの時には、最大1,000mgまでは安全に服用できるとされています。
イブ・アドビル Ibuprofen / Advil
アドビルとイブプロフェンは名称は異なりますが、同じ効果と副作用を持ちます。
頭痛や関節痛などに直接働いて痛みを和らげてくれますが、イブとアドビルは、胃腸への負担がやや強く、分量や服用する期間によっては腹痛などの副作用が現れることもあります。
吐き気
吐き気に対応できる薬でよく知られているものは以下になります。
グラバル (Gravol)
グラバルには強い眠気を伴う副作用があります。考え方によっては、眠気により睡眠をとることで体を休められるでしょう。通常は1錠を服用しますが、個人的には1錠だと強すぎて次の日に副作用によるふらつきが残るので、服用する時は半分にカットしています。
ジンジャーグラバル (Ginger Gravol)
薬に敏感な人や、眠気などの副作用なしに吐き気を抑えたい場合は、ジンジャーグラバルがお勧めです。
ジンジャーグラバルは、その名称からも分かるように、ジンジャー(しょうが)が原料となっており、副作用を気にすることなく使用できます。カナダでは、乗り物酔いなどにもグラバルもしくはジンジャーグラバルが多く使われています。
風邪薬
風邪を引いた時には痛み止めだけでなく、総合の風邪薬が必要になります。
カナダでよく使われている風邪薬には以下のものがあります。
タイレノール・コールド(Tylenol Cold)
タイレノール・コールドは、その名称からも分かるように、タイレノールが主成分となった風邪薬です。タイレノール・コールドは痛みや発熱を抑えるだけでなく、鼻水や咳、喉の痛みなどにも効果があります。
タイレノール・コールドには、いくつかの種類があり、昼用と夜用から選ぶことができます。夜用は眠くなる成分が配合されているので要注意です。
タイレノール・コールドの他に、タイレノール・フルーもあり、症状に合わせて選ぶことができますね。
アドビル・コールド(Advil Cold)
アドビルにもタイレノールと同じように風邪薬があります。
違いは主成分がタイレノールかアドビルかなので、基本的にはどちらを選んでも風邪の症状に対応できます。ただし、アドビルには胃腸に負担をかける副作用があるので、胃腸の調子が悪い時はタイレノール・コールドを選ぶと良いでしょう。
その他
その他にもカナダには安心して使える薬があります。
- 虫刺され after-bite
- 睡眠剤 Melatonine
- 傷薬 polisporin