【カナダ移住体験談】カナダで結婚ブームが到来?
今年、私が参加する3つの結婚式
今年、私のカレンダーには3つの結婚式が並びました。
カナダに移住してから十数年が経ちますが、同じ年に何度も結婚式に呼ばれるのは初めてです。私の周りだけかもしれませんが、結婚ブームの到来と言ってもいいかもしれません(笑)
今年は本当に多くの友達が結婚し、それに伴って素敵な結婚式に招待されました。そのうちの1つはすでに6月に行われ、今週末は2つ目の結婚関連イベントに参加することになっています。
今週末のイベントは少し特別で、結婚式そのものではなく、”Post Elopement Party”という、結婚式後に行われるパーティーです。
「エロープメント(elopement)」という言葉自体、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、これは、カップルが結婚式を挙げずに、二人だけでひっそりと(?)結婚することを指します。
最近では、このエロープメントが人気となり、後日、友人や家族を招いてパーティーを開くカップルが増えています。これが「Post Elopement Party」です。
Post Elopement Partyとは?
今週末に参加するパーティーは、親しい友人カップルが主催するものです。
この友達はシンプルに、家族だけで式を挙げることを選びました。そして式を挙げた後に、このPost Elopement Partyを企画しました。このパーティーは、結婚式とは異なり、リラックスした雰囲気で行われます。
ゲストもカジュアルな服装で参加し、ゆったりとした時間を過ごすことができます。まさに「後祝い」といった感じで、祝福の形も自由です。
このようなパーティーは、一般的な結婚式で行われるセレモニーや誓いの言葉などはなく、純粋にカップルを祝うための集まりなので、バーベキューやビュッフェスタイルの食事で、屋外でのゲームや音楽を楽しむことも多いです。
結婚式の形式にとらわれない分、参加者たちもリラックスして楽しむことができます。今回は、バンクーバーが主催地なので、観光も楽しむことができます。
カナダの結婚式文化の変化
カナダに住んでいると、結婚に対する考え方が日本と異なることに気づきます。
エロープメント自体が日本ではあまり一般的でないということもありますが、カナダでは、個々のカップルが自分たちに合った結婚式のスタイルを選ぶ傾向が強くなっています。
特に最近では、伝統的な形式の結婚式よりも、二人の意向を反映した自由なスタイルの結婚式やパーティーが増えています。
Post Elopement Partyのように、形式的な結婚式を避け、よりプライベートでパーソナルな時間を大切にするカップルが増えている背景には、コロナの影響もあるかもしれません。
ここ数年、結婚式を挙げることが難しかったため、少人数での式やエロープメントが流行しました。その流れが今でも続いています。大規模な式を避け、親しい人たちとの時間を大切にする結婚式の形が、カナダの結婚文化に根付きつつあると言えるでしょう。
結婚式だけじゃない!観光も楽しむ
今回は、Post Elopement Partyのために遠出をすることになります。
カナダは日本の26倍という広大な国土面積なので、結婚式やパーティーの度に遠出をすることになります(特に私の場合は田舎町に住んでいるので…)。
カナダは都市部から離れると、かなり自然豊かな風景が広がります。早い話が、都市部が限られており、そこを離れるとかなりの田舎町です。
そんな田舎町での生活から抜け出して、今回はバンクーバー観光も楽しめるとあってウキウキ♡久々に明るい夜の街を歩くのは、かなりの気分転換にもなるでしょう!!
結婚式ブームの理由は?
今年、こんなに多くの結婚式に参加することになったのは、偶然なのかもしれません。しかし、私の周りだけでなく、全体的にカナダでは結婚式の数が増えているように感じます。
これは、パンデミックの最中に結婚を先延ばしにしていたカップルが、ついに式を挙げることを決意したことも影響していると言われています。コロナ禍での制限が緩和されたことで、多くのカップルが結婚式を再計画しており、そのため、今年は特に結婚式が多くなっているのでしょう。
結婚式に限らず、パーティーやお祝いの機会が増えるのは嬉しいことです。
友人たちの幸せを祝福するのはもちろんのこと、カナダの文化や風習を学びながら、自分自身も楽しい時間を過ごすことができるのは、本当に素晴らしい経験です。
今週末のPost Elopement Partyも、きっと思い出に残る一日になるでしょう。