【カナダ移住体験談】Scam(詐欺)に要注意!

目次
増えているScam(詐欺)
新型コロナウイルスとロックダウンの影響により、カナダでは様々なサポートが国から提供されるようになりました。
サポートを受けるために、どのような手続きを行い、どのように受け取ったら良いのか?が分からず、試行錯誤をした人も多かったと言われています。
このような状況の中、本来であればお互いに助け合って行かなくてはいけまぜんが、残念なことにScam(詐欺)の数が増えています。
特に、政府や家賃補助のサポートを装ったScamが増えており、政府関係者を装って、個人情報を収集しようとするケースが増えているようです。
Scamによる被害を最小限に抑えるために、国では「e-mailや電話で個人情報を聞くことはない」「万が一そのようなメールや電話を受け取ったとしても、個人情報を漏らさないように」と発信しています。
今のところ、私は実際に被害に遭った方の話を見聞きしていませんが、多くの人がこのようなメールや電話に警戒心をもち、被害を防いでいくことができればと思います。
国からのサポート(BC州)
カナダには、新型コロナウイルスが流行する前から、失業保険や家賃補助、チャイルドベネフィットなど様々なサポートがありました。しかし、新型コロナウイルスによりロックダウンが行われたことで、これに該当しない人やビジネスでも経済的な影響を受けました。
このような人たちをサポートするために、カナダでは2020年3月以降、期間限定の新しいサポートを提供するようになりました。
失業保険(Employment Insurance)
カナダで雇用されている人は、雇用主の理由により解雇された場合は失業保険を申請し、一定期間は失業保険を受け取ることができます。
しかし、自営業(Self Employee)の人は、この失業保険に該当せず、ロックダウンによりビジネスを閉鎖する場合、収入の100%を失うことになります。このような人たちをサポートするために、カナダでは新しくCERB(Canada Emergency Respoonce Benefit)が提供されるようになりました。
CERBが提供されるようになったばかりの頃は、100%の収入を失った人と限定されていましたが、その後、規定が改定され、新型コロナウイルスの影響により収入が減少した人で、4週間の収入が1,000ドル以下に該当する人も、CERBを申請することができるようになりました。
CERBの金額は、4週間で2,000ドルで、当初は最長16週間と限定されていましたが、現状が完全に回復されていないため、36週間までに延長されました。
家賃補助
カナダには、家庭の収入が一定基準未満であれば申請可能な家賃補助のシステム(BC Housing)がありました。この家賃補助は、これまで通り提供されており、新たにサポートが必要な人を対象に、毎月500ドルの補助も提供されるようになりました。
この500ドルは、賃貸主に支払われるもので、この補助が支払われている期間は賃貸主は500ドル差し引いいた額を請求することになります。
チャイルドベネフィット
チャイルドベネフィットも、新型コロナウイルスが流行する前から提供されていたサポートですが、新型コロナウイルスにより収入に影響を受けた家庭が多くいるため、5月のみチャイルドベネフィットが増額されて支給されました。
Scam(詐欺)のパターン
このような新しいベネフィットが提供されるようになってから、メールや電話などで「ベネフィットを受け取るための情報が欠けている」として、個人情報を入力するようにと誘導するScamが増えています。
国からのベネフィットは、郵便によりチェックが送られてくるか、すでに登録している銀行口座に直接振り込まれます。少しでも「おかしいな?」と感じた場合は、メールのリンクなどをクリックせず、公式ページからログインし、状況を確認するようにしましょう。


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