【カナダ移住体験談】日本とカナダのセミナーの違い

日本とカナダのオンラインセミナーの違い
先日、日本の企業が提供する、日本語のセミナーにカナダからオンラインで参加しました。
過去にもセミナーへ参加したことはありますが、それは私もまだ日本に住んでいた頃で、参加したセミナーも対面式でした。
新型コロナウィルスの世界的流行をきっかけに、オンラインのセミナーが世界中で増えましたが、カナダに住んでいようと、他の国に旅行していようと、今いる場所に関係なく、興味があるセミナーに参加できることは非常に良いシステムだな、と思います。
私はカナダで暮らし始めてからも、仕事の都合などで日本国内外、カナダ国内外の様々なオンラインでセミナーに何度も参加しています。
実際にいろいろと参加していると、その国の文化の違いと言うか、国民性の違いと言うか、進め方も含めて、オンラインでも全く違うように感じます。
そこで今回は、日本のセミナーとカナダのセミナーの違いについてお伝えしていきます。
カナダでのセミナー(オンライン)
カナダでのセミナーやオンラインスクールは、いわゆる「参加型」です。
セミナーをリードする人は進行に特化していて、それほど喋りません。
リーダーが何かを教えてくれるというよりは、受ける側が積極的に参加して、スキルやアイデアを習得していきます。
日本の授業とは全く異なるので、私も慣れるまでにだいぶ時間が掛かりました。
参加型なので、積極的に発言しなければなりません。
たとえばリーダーが「質問は最後にまとめて対応します」って言っても、途中で発言しようとする人が多々います。
Zoomで挙手のアイコンを出す程度ならリーダーは無視(笑)。
何事もなかったかのようにセミナーを進めるのですが、対応してもらえない参加者はマイクをオンにして、質問を始めてしまいます。
日本人の感覚すると「質問は最後にって言われているのに勝手な人…」と思ったりしますが、このくらい強引にカットインしてくると、さすがに対応してもらえていました。
これはマナー違反では?と思うのですが、セミナーに参加していたのに、質問や発言を全くしないと「発言しないのに、どうして参加したの?」と言われてしまいます。
このように、カナダではセミナーやオンラインでのスクールに参加するなら、どのようなタイミングでも発言(または質問)をすることは必須です。
日本でのセミナー(オンライン)
カナダの「参加型」セミナーに慣れてきた頃に、日本のセミナーに参加したことがありますが、それはそれは大きなカルチャーショックでした。
ショックと言う表現は少し違いますが、カナダとは全く雰囲気が違い、日本人として自分らしく参加できるのが日本のセミナーだなと感じました。
日本のセミナーでも、リーダーの方が「質問は最後にまとめてお願いします」と言っていました。
そう言われてもカナダでは途中で発言する人がいますが、日本のセミナーでは100人ほど参加していたのにも関わらず、誰も話を遮る人がおらず、とても驚きました。
途中で質問したそうに挙手のアイコンを上げている人はいましたが、リーダーが途中での質問には対応しなかったので、その人は諦めて挙手のアイコンをおろして、セミナーの最後まで待っていました。
「ルールを守る」という日本人の文化は素晴らしいと思います。
また、発言の仕方にも日本とカナダでの違いを感じました。
カナダでのオンラインセミナーでは、リンクを貼り付ける時など、補足的にチャットが使われているのに対し(マイクを解除して必ず喋ります)、日本のオンラインセミナーでは、質問は参加者がすべてチャットに書き込み、リーダーがそれを読んで質問に答えていました。
もちろん、セミナーの種類によっても異なるでしょうが、大勢の前で発言することをあまり好まない日本人の習性みたいなものも感じられます。
まとめ
日本とカナダのセミナーの違いは参加型か?が大きな違いでしょう。
セミナーに限った話ではなく、コンサルタントを受けた時も、カナダではクライアントが積極的に質問をして、答えてもらう感じでしたが、日本では時間を取ってコンサルタントが説明をして教えてもらう感じでした。
個人によって感じ方は違うでしょうが、私が学んだ感をより感じるのは日本の形式です。
参加型は発言することによって、疑問が解消されてスッキリしますが、せっかく参加するのであれば、できるだけ多くの情報を教えてもらう方が良いのでは…と日本人の私は思ってしまいます。


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