【カナダ移住体験談】コロナによる死亡者は減少中

新型コロナ感染者数と死亡者の統計
カナダでは、薬局でコロナの検査薬をもらって、自宅でコロナの検査を行うことができます。
症状が深刻でない限り、陽性でも結果を申告する必要がないので、2022年春以来、どのくらいの人がコロナに感染しているのか?など詳しい数字は分かっていません。
ただし、病院ではコロナの感染者数を確認しており(病院で検査をした場合)、コロナによる死亡者の統計を出しています。
私が暮らしているブリティッシュ・コロンビアでは、12月3日までの1週間で、コロナの陽性反応が出てから30日以内に死亡している人の数を17人として発表しています。
この人数は、あくまでも陽性反応から30日以内に死亡した人のみです。また、この死亡者数の中には、たまたま別の病気で入院していた際、念のためにコロナの検査をした結果、陽性反応が出た患者も含まれています。
陽性反応が出た場合の自己隔離
カナダでは、2022年に入ってから、コロナの規制に関して大きな変化がありました。
たとえば、公共の場所でのマスク着用が不要になったこと、自宅でコロナの検査を行うことができるようになったこと、陽性反応が出た際の自己隔離期間が大幅に減少されたこと(自己隔離の期間が14日から10日間に、その後5日間までに減少)などが挙げられます。
現在では、帰国者も含め、仮に陽性反応が出ても、症状が軽い場合や無症状の場合は、自己隔離は義務化されていません。また、症状が出た場合でも、基本の日常生活を行うことができる程度まで回復していれば、公共の場所に外出しても良いとされています。
4回目のワクチンを接種した人も増えており、カナダでは極端にコロナを恐れることなく、日常生活を送ることができるようになっています。
また、コロナの検査会場を閉鎖して、自宅で検査を行うことができることになったので、それまで検査会場で働いていたスタッフが病院など別の場所で働くことができ、本当に治療が必要な人が、必要なケアを受けることができる体制になっています。
このようなこともあって、カナダではコロナに対する恐怖感が、かなり薄まっています。
マスクは不要
ブリティッシュ・コロンビアでは、2022年春より公共の場所でのマスク着用義務がなくなりました。
マスク着用義務がなくなった直後は、少数派ですが、それでも公共の場所でマスクを着用している人がいました。しかし、徐々にマスクを着用している人を見ることがなくなり、現在は、本当にごく僅かの人がマスクをつけているものの、ほとんどの人がマスクをせずに外出しています。
パンデミック前と異なる点と言えば、以前はマスクをしている人=重病人であると思われることが多く、マスクを着用していると人からジロジロ見られましたが、現在はマスクを着用して外出しても、人から見られることはなくなりました。
カナダでコロナになったらどうする?
海外旅行や出張、留学中などに体調不良になったら、日本で暮らしている時よりも不安になってしまうでしょう。特に、コロナに関しては国によって対応が違うので、渡航前に調べておくことが大切です。
カナダの場合は、コロナっぽい症状が現れたら、まずは薬局に行ってコロナの検査薬を貰います。
自分で行ける場合はマスクを着用して行きますが、体調が悪くて外出できない場合は、友人や知人などに取りに行ってもらいましょう。
コロナの検査で陽性が出たら、まずは自宅(またはホテルなどの滞在場所)で療養します。脱水症状や呼吸困難など、深刻な症状が出た場合は病院に行って治療を受けます。
現在では、コロナの重症患者が減少しており、多くの場合は自宅療養などで回復できているようです。
熱が下がって、日常生活に支障がでなければ、自己隔離の必要はなくなり、日常生活に戻ることができます。
また『811』に電話をして、ナースに質問をし、適切なアドバイスをもらうことも可能です。『811』はコロナに限らず、体調を崩してどうしたら良いのか分からない時にも、電話で指示をもらうことができるので覚えておくと良いでしょう。


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