【カナダ移住体験談】サマータイムが開始!

今年も夏時間が始まりました!

先週末は、サマータイムの始まりでした。

サマータイムは3月~10月にかけての時間で、毎年3月と10月になると、夜中に時間が1時間ずれます。

3月には1時間遅くなり、10月には1時間早くなります。そのため、3月のタイムチェンジでは、いつもより睡眠時間が1時間短くなってしまいます(同じ時間に寝て同じ時間に起きた場合)。

タイムチェンジは、土曜日の夜中から日曜にかけて起きるので、日曜日がお休みの人は、日曜日に少しゆっくり寝て体内時計を調整することができます。

逆に、10月のタイムチェンジでは1時間寝る時間が伸びるので、スッキリと起きることができます。

とはいえ、タイムチェンジでは1時間の変化でも、感覚が狂い、体調を崩しやすくなります。タイムチェンジがある3月と10月には、心臓発作などで病院に運ばれる人も多いという記録が出ているらしく、身体への負担があるとされています。

時計を見てびっくり

タイムチェンジがある場合、いつ、タイムチェンジが起きるのか?を事前に確認しているのですが、今回はすっかり忘れていました。

タイムチェンジに気づいたのは、日曜日の朝。

なんだか疲れたな…と感じながら、出かける準備をしていた時に、ふとオーブンの時計を見たら1時間早くて驚き、ようやくタイムチェンジの日だったことに気づきました。

いつもであれば少し早く寝るとか、睡眠時間を調節するのですが、今回はすっかり忘れていたので、何の対策も取っておらず、なおかつ土曜日の夜は普段よりも寝るのが遅かったため、結構カラダがきつかったです。

まだ1年先のことで、またうっかり忘れそうですが、次の春のタイムチェンジは、しっかりと事前に準備したいと思います!

タイムチェンジの週

私だけではないと思うのですが、タイムチェンジの週は、身体がだるい1週間となります。春のタイムチェンジだけでなく、秋のタイムチェンジでもだるさが1週間ほど続きます。

同じ場所でいつもの生活を送っていますが、1時間ずれることによって軽い時差ボケ状態となり、頭が冴えない、体がだるい、やる気が起きない、などの症状が起き、機嫌も悪くなりやすいです。

大切な話や相談、提案などを持ちかける場合、タイムチェンジの週は避けた方が良いでしょう。

お子さんがいる家庭では、自分だけではなく、お子さんがタイムチェンジについて行くのに苦労することもあります。

時計の時間が変わっても、体内時計まですぐに切り替わるわけではないので、時計では寝る時間だけど、体はまだ寝る時間ではなく、子供がなかなか寝つかないことがあります。

ペットがいる家庭では、ペットが餌の時間を勘違いするなど、タイムチェンジ後の1週間は苦労がつきものです。

タイムチェンジがない州も!

春と秋のタイムチェンジは、カナダBC州では行われていますが、カナダ国内でもタイムチェンジがない州もあります。

たとえば、カナダの東寄りにあるサスカチュワン州ではタイムチェンジがありません。

その他、アメリカではアリゾナ州とハワイ州がタイムチェンジを行っていません。

この季節に感じること

タイムチェンジの前後になると、季節の変化をひしひしと感じます。

タイムチェンジの前くらいから、明らかに日照時間が伸び、明るくなる時間も早いです。タイムチェンジが始まると、明るい時間がさらに長くなり、太陽の位置も高くなってくるので「とうとう冬が終わったな」と感じることができます。

春になって、これから夏もやってくる!と感じると、自然と気持ちも明るくなり、鬱のような状態から解放されます。

カナダでは、冬になると日照時間が大幅に短くなるため「シーゾナル・ディプレッション」という冬特有の鬱状態になる人が多くいます。

タイムチェンジ以降はどんどん日照時間が伸びて、気温も上がるので、元気・やる気が出る、気持ちが明るくなる、など心の面でも変化が出てくる季節です。

まとめ

タイムチェンジは体に負担はありますが、朝の明るさと時間が調整されるため、寝やすい環境が作られたり、活動時間が伸びるなど、良いことだって沢山あります。

日本との時差も変わるので、日本の家族や友人または日本の企業とやり取りをする場合、日本と行き来をする場合など、ややこしいところではありますが、カナダでは、これからやってくる夏を楽しみにする合図のようなもので、今から夏を思ってワクワクしている自分がいます。

sunlight