【カナダ移住体験談】カナダの夏といえば?

カナダの夏

カナダの夏は、ドライヒートで過ごしやすいというのが有名です。そんなことから、カナダに来るなら夏!という人も多く、夏になると、カナダではあちこちの町がにぎわいます。小さな街にも多くの観光客がやってくることから、冬は静かなのに、夏になると人口が増えるというエリアも少なくありません。

そんなカナダでは、どんなことを楽しむことができるのか、実際にカナダ人が楽しむ夏のレジャーを紹介していきます。

アイスクリームとビーチ

アイスクリームとビーチ、それだけ!?と思いがちですが、おいしいアイスクリームを食べながらビーチを散歩するカナダ人は実は多くいます。全ての町のビーチにアイスクリーム屋があるわけではないかもしれませんが、私がこれまで夏に訪れた街には大抵、ビーチの近くにアイスクリーム屋さんがありました。普通のアイスクリームもあれば、やたらとおいしくて行列ができるアイスクリーム屋もあります。
暑い夏日の夕方などに、アイスクリームを食べながら友達とおしゃべりし、ビーチ沿いを散歩するというのはなかなか楽しいものです。アイスクリームとビーチは、カナダの夏ならではの楽しみのひとつです。

アイスクリーム屋がわからない時には、どこかのお店で、この辺りにおいしいアイスクリーム屋がないかどうか聞いてみると、現地の人は人気のお店を知っているので教えてくれるでしょう。英語では、”Do you know any good ice cream store nearby?”と言います。

ビーチで焼く!

ビーチで日焼けをする人は、日本でもいるかもしれませんが、カナダのビーチにも水着で横になって焼いている人が多くいます。せっかく真っ白できれいなお肌を持つ白人も、夏になると「小麦肌」に憧れて、努力してお肌を焼く人が多いのです。カナダ人の中では、日焼けしたお肌を持つ人は、「健康な人」というイメージがあるようです。
水着を着てシートの上にごろんとなり、昼寝をしながら日焼けをするのは気持ちよいものですが、日本人の場合には、カナダの紫外線が強すぎて肌荒れを起こすこともあるので、1回の時間を調整し、少しずつ、様子をみながらトライしてみるとよいでしょう。

ビーチで泳ぐ!

夏とは言わず、春になったころから、太陽がでると水に飛び込む、というカナダ人は少なくありません。夏の暑い日に冷たい湖や海の水につかるのはとても気持ちよいものです。日本のビーチには更衣室や簡易シャワーなどがある場合もありますが、カナダのビーチにはそういった施設は大抵ありません。湖や海で泳いだ後は、ビーチで軽く水着を乾かすか、上に軽いワンピースを着て、そのまま帰る、という人が多いようです。
ビーチ周辺のダウンタウンなどでは、露出度の高いビキニを着て通りを歩いている人もいます。
夏になると最低限の服しか着ないカナダ人も多く、日本から来たばかりの時には上半身裸で町を歩く男性や、水着でレストランに入ってくる女性など、驚くこともあるかもしれません。

カヤック

カナダに来たらぜひやってもらいたいレジャーのひとつがカヤックです。カヤックを持っていないという人でも、ビーチに行くと、レンタルしているところが多くあります。見つからない場合には、ビーチ近くにあるホテルに行って見ると、そこでカヤックのレンタルをしていることもあります。
1時間もしくは2時間で選べるものが多くありますが、よほど体力に自信があるという場合を除いては、1時間のレンタルがオススメです。レンタルの際には、写真付きの証明書などが必要になる場合もあります。

レストランのパティオ

カナダのレストランは、夏になるととても忙しく、現地の人や観光客など、多くの人でにぎわいます。そして、カナダ人が好んで座るのが、パティオの席(屋外)です。テーブルの上にはアンブレラもついているので、万が一雨が降ってもしのげるようになっています。暑い日には、建物から水しぶきを出して空気を涼してくれるシステムがあるレストランもあり、屋外でも気持ちよく過ごすことができるようになっています。
ビーチで泳いだ後には、レストランのパティオで夕日をみながらディナーを楽しむ、というのもカナダならではの楽しみのひとつです。

エリアによって異なる気候

ドライヒートが有名のカナダですが、カナダ大陸はとても広いことから、エリアによって大きく気候が異なります。例えば、BC州のある西海岸では、乾燥した地域が多く、夏も暑いながらもさっぱりとした夏を過ごすことができます。それに比べて、オンタリオのある東海岸では、湿気が多いことから、ドライヒートと言うよりは、日本のようなじめっとした夏になります。

また、カナダの紫外線は日本に比べるとかなり強い傾向にあります。日本では日焼け止めクリームをつけなくても大丈夫だったという人でも、カナダの紫外線に当たるとかゆみや湿疹がでるという日本人も少なくありません。夏にカナダに来る際には、日焼け止めクリームのほかに、アームカバーも持ってくるとよいでしょう。

日傘は使う人がいなく、使うととても目立ってしまうのでオススメではありません。

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