【カナダ移住体験談】カナダに移住して驚いたこと5選

カナダに移住して驚いたこと

今日は私がカナダで暮らして驚いたことを5つ紹介します。

行政などのことではなく、あくまでも生活に関してビックリしたことをまとめます。

 

お湯のタンク

カナダで初めてホームステイをした時に「お湯がなくなるからシャワーは短めに済ませるように」と、ホストファミリーから説明を受けました。初めて言われた時は「お湯がなくなる」の意味が分かりませんでした。

日本では、お湯の蛇口をひねるだけで、無制限でお湯を使うことができます。お湯を使いすぎることのデメリットと言えば、ガス代が高くなることくらいでしょう。

一方、カナダでは各家庭に大きなタンクがあり、ガスを使ってタンクにあるお湯が、一定の温度まで温められます。タンクのお湯が減ると、自動的にガスが稼働して再び温めてくれるのですが、シャワーなど一気に使ってしまうと、タンクのお湯の温度が追いつくまでに少し時間が掛かります。

そのため、誰かがシャワーを浴びた後は、30分から1時間ほど時間を開けて、次の人がシャワーを浴びるようにします。

お湯が温まるまでの時間は、タンクの種類や大きさ、古さなどにもよります。

我が家では以前、1時間から1時間半ほど待つ必要がありましたが、新しいタンクに変えてからは、それほど時間を待たなくても、次の人がシャワーを浴びることができるようになりました。

 

洗濯物は乾燥機で乾かす

日本では、多くの家庭でベランダなどに洗濯物を干します。

しかし、カナダでは洗濯物を外に干すことは治安に影響するため、多くの家庭では乾燥機を使って乾かします。環境のために乾燥機を使わない人もいますが、外に干す場合は裏庭など、人から見えないところに洗濯物を干す傾向があります。

カナダでは比較的、差別などはありませんが、高級住宅街などで洗濯物を外に干すと、治安に影響すると考えられているようです。

室内でも同じく、一人暮らしなら室内でも自由に干せますが、ルームメイトがいる場合、室内に洗濯物を干すと驚かれることがあります。

 

キッチンカウンターが高い

日本に比べて、なんでもサイズが大きいカナダですが、キッチンカウンターも日本に比べると高さがあります。

日本人は他の国に比べると身長が低いため、天井の高さやキッチンカウンターの高さも低めに作られています。しかし、身長が高い人が多いカナダでは、カウンターも高く、料理をする時に肩が凝りやすくなります。

私は日本でも身長が低い方だったので、カナダのキッチンカウンターは、慣れるどころか肩凝りと頭痛の原因になってしまいました。

このような身体的な負担を予防するために、私は料理の際に踏み台などを使っています。

 

夏時間と冬時間

カナダに来て1年目で、夏時間と冬時間の違いを経験しました。

ハロウィーンが終わる頃に夏時間から冬時間へ変わる日があります。カナダに来て1年目の時は、この夏時間と冬時間のことを知らなかったために、1時間早く待ち合わせに行ってしまったことがあります。

時間になっても相手が来ないので、メールをしてみたところ、’Didn’t you know that time was changed?’ 「時間が変わったの知らなかったの?」と言われました。

当時の私は、夏時間と冬時間で、1時間変わることを知らなかったため、相手が待ち合わせの時間を勝手に変えて「知らなかったの?」と言っているのだと思い、不愉快な対応をしてしまったことがあります。

最終的には実際に会ってから、夏時間と冬時間について教えてくれたので、理解することができました。

カナダに移住してから14年ほど経ちますが、今でも夏時間と冬時間の境目には、毎回軽い時差ボケが1週間ほど続きます。

 

ケーキが大きくて甘すぎる

カナダに来て初めてケーキを食べた時、あまりに甘いので驚きました。

また、日本のケーキは大きさも、こじんまりとして最後まで美味しく食べられますが、カナダのケーキはサイズも大きいし、糖分も何倍だろ…と思うほど含まれており、途中で苦痛に感じるほどでした。

ケーキのコーティングは基本的にはアイシングシュガーで、生クリームが使われているケーキは見たことがありません。

大量の糖分に慣れていない日本人が、いきなりカナダの甘いケーキを食べると、急激な糖分の取り過ぎで頭痛がすることもあるので、適度なところで食べるのをやめるようにした方が良いでしょう。

 

びっくり