【カナダ移住体験談】試食ができるお店

カナダでの試食

日本では、デパ地下などに行くと、様々な食料品の試食に巡り合うことができますよね。試食をして買うかどうか決めるのはもちろん、中にはおいしいものを探して試食をして歩くなんていう人もいるのではないでしょうか。
カナダには、日本のようなデパ地下はないものの、試食をすることができるお店があります。どこのお店で、どんなタイミングで行くと試食に巡り合うことができるのか、カナダでのお店を紹介していきます。

スターバックス

スターバックスの近くを歩くと、お店の前で店員さんが試食のペイストリーやドリンクの試食を配っていることがあります。また、お店の中でも、レジの横に新しいペイストリーやドリンク、コーヒーなどの試食品が置いてあることもあり、自由に試食することができます。スターバックスでは、より多くのお客さんにスターバックスの味を楽しんでもらいたいという願いもあることから、新しい商品は試食を通してより多くの人にスターバックスの味を広めているのです。

アイスクリーム店

アイスクリーム

アイスクリームのお店と言うと、ひとつではなく、様々なお店があります。ファームのアイスクリームやショッピングモールにあるアイスクリーム店、また、バンクーバーに行くと、La Casa Gelatoというアイスクリーム屋さんがあります。ここでは、店内にいくつもの種類のアイスクリームが並び、ちょっと変わったアイスクリームも楽しむことができます。バニラやナッツ、チョコレート、キャラメルなどのほかに、カレー味のアイスクリームもあり、一度は試してみたいアイスクリーム屋さんです。
アイスクリーム店では、順番が回って来たら欲しいアイスクリームをお店の人に言ってコーンまたはカップにいれてもらいます。どれにしようか迷っている場合には、”Can I try the curry flavor one?”「カレー味の試食できますか?」と言うと、小さなスプーンにとってくれるので、それに決める前に味を確認することができます。
甘いアイスクリームが好きな人には、”Salted Caramel”味もオススメです。甘いキャラメル味にほんのり塩味が聞いていておいしいのです。

Costco

Costcoでは、主に週末に試食を多く行っています。お店のあちこちで試食を行っているので、試食を楽しみながらお買い物をすることができます。試食がついついおいしくて買ってしまうということも多々あるので、空腹時のお買い物には要注意です。Costcoなどのグローサリーストアでの試食は、基本的には試食をしてもらってお客さんにその商品を買ってもらうことが目的なのですが、試食をしたからといってその商品を買わなくてはいけない、というわけではありません。商品を買わなくてもフレンドリーに試食品を配ってくれるのがCostcoです。子供が試食をする場合には、必ず店員さんが親を確認してから子供に試食品を渡してくれるのも安心なところです。アレルギーがある場合には、試食を配っている店員さんに聞くことで、原材料を知ることもできます。
冷凍食品などは、普段買わない商品でも、試食をしておいしかったのをきっかけに購入するようになった、という人もいるでしょう。

Super Store

Super Storeは、Costcoよりは規模は小さいですが、カナダでは比較的どこにでもあるグローサリーストアです。試食の数はCostcoに比べると少ないもので、店内でひとつあるかないか程度ではありますが、試食を行っていることがあります。しかし、Super Storeでの試食は、子供だけが試食して、商品を買わないと対応が冷たいこともあるのがイマイチなところです。

グローサリーストアのクッキー

カナダでは、CostcoやSuper Store、Save on Foodsなど、ベーカリーがあるグローサリーストアで子供たちに無料のクッキーを配っています。これは、商品を売るための試食というよりは、子供がショッピングカートでクッキーを食べている間に親が買い物に集中することができる、といったシステムで、子連れでお買い物をする親にとっては嬉しいシステムです。万が一クッキーを落としてしまった場合には、子供が泣くのでむしろクッキーをもらわなかった方がよかった、ということも時にはあるのですが、クッキーを楽しみにお母さんと一緒に買い物に行くという子供たちも多くいます。
クッキーをもらう場合には、ベーカリーコーナーに行き、厨房の入り口から中の人に声をかけることでもらうことができます。

子供たちに無料のフルーツ

グローサリーストアの中には、シュガーたっぷりのクッキーではなく、フルーツを子供用に置いているお店もあります。茶色くなりかけたバナナや、熟していて、これ以上商品として売るのは難しいけれど、今が食べごろといったフルーツをバスケットに入れ、子どもは無料でそのフルーツをもらうことができます。
育ち盛りの子供たちにはできるだけヘルシーな食べ物を食べさせたいという社会の動きと、他のお店と同じく、子供がおやつを食べている間にお母さんが買い物に集中できる、という目的があるようです。お店にとっては、商品として売るには古く泣てしまった食べ物を無駄にすることなく子供たちに食べてもらうことができるので、一石二鳥でもあるのです。
Save on Foodsの野菜・果物売り場やNatures Fareなどで無料のフルーツを見かけたことがあります。