【カナダ移住体験談】一時帰国!カナダから日本へ
目次
日本入国における規制の緩和
世界各国でコロナに関する規制が緩和されており、2022年6月からは日本でも入国の規制が緩和されました。
これにより、今年の夏は海外から日本に一時帰国する人や日本から海外旅行に行く人などが増えると言われており、航空券を取り扱うエージェントによると、日付によっては満席の便もあるそうです。
そこで今回は、カナダから日本に帰国するために知っておきたいことについてまとめていきます。
出国72時間前のPCRは必須
様々な規制が緩和されていますが、カナダ出国72時間前のPCR検査については現在も必要です。
出国72時間前とされていますが、乗り継ぎなどがある場合は、最初にチェックインする空港での離陸時間が出国時間として計算されます。例えば、カルガリーに住んでいる人がバンクーバーまで国内線で飛び、バンクーバーから日本に飛ぶ場合、カルガリーでの離陸72時間前に検査を行う必要があります。
詳細はJAL のウェブサイトなどで確認することができます。
このPCR検査は医療目的ではないため、費用は個人負担で200ドル~300ドルが掛かります。
また、アメリカの入国前にPCR検査が不要になってからは、閉鎖となった検査会場もあり、現在では検査できる場所が限られています。帰国や旅行の予定が決まったら、早めに検査会場を確認して、同時に予約も済ませておくと安心です。
到着時の検査はなし
これまでは、日本に到着した後も空港でPCR検査が行なわれていましたが、一部の国からの入国で条件を満たしていれば、検査や自己隔離がなく、すぐに国内を移動できるようになりました。
詳しくは、厚生労働省の「水際対策における国・地域の区分」でご確認下さい。
※ただし、いずれの情報も新型コロナウイルスの感染状況によって、変更される場合があります。出発前に再度、確認しておくことをおすすめします。
アプリのダウンロード
日本に出発する際に「ファストトラック」というアプリをダウンロードして必要事項を記入します。
この「ファストトラック」に、飛行機の便名や座席、ワクチン接種の有無、出国前の検査結果などを記入します。必要な項目を全て記入すると画面の色が緑色になり、日本到着時の手続きが短縮化されます。
ワクチンの接種義務は?
ワクチンの接種義務は、カナダから日本に移動する場合には指定されていません。
つまり、ワクチンを受けていない人でもカナダから出発している人で出国前の検査が陰性であれば、日本に入国することができます。少し前までは、カナダではワクチンを受けていない人は出国できないなどの規制がありましたが、現在ではその規制がなくなっています。
ただし、こちらも新型コロナウイルスの感染状況などによって変更される可能性があります。出発前にも確認しておきましょう。
その他の国からの入国
カナダ以外の国からの入国に関しては、厚生労働省の「水際対策における国・地域の区分」で、出発する国がどの色に区分されているのか?を確認しましょう。
色の区分は、青、黄色、赤の3種類で、青の国は検査と待機なし、黄色の国はワクチンを受けている場合には検査と待機が免除されますが、ワクチンを受けていない場合は自宅待機が必要です。赤の国は、ワクチンの有無に関わらず、到着時の検査と自己隔離が必要とされています。
また、ワクチンを受けている場合は自宅での待機も認められていますが、受けていない場合は、指定された場所で定められた期間、自己隔離を行います。
空港からの交通手段
日本国内でも到着する空港(都市)によって、到着後の交通手段は変わると思います。
国際線の発着が多い成田空港を一例に挙げますと、パンデミック前までは、成田空港から都内や関東近郊の都市を往来する高速バスが出ていました。
このバスを利用することで、通勤時間帯でもラッシュを避けて自宅やホテルに移動することができていました。しかし、コロナが流行してからは、海外からの入国者が減ったこともあって、本数が一気に減ってしまいました。
現在は、復活しているバスもありますが、全ての路線、全ての便ではなく、東京以外の都市へは運行していないこともあります。
「バスが出ているから大丈夫」と思い込まず、カナダを出国する前に、必ず目的地までの交通手段を確認しましょう。