【カナダ移住体験談】カナダでコロナに感染しました…!
目次
カナダでコロナに感染!!
新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから、約5年が経とうとしていますが、ついに、初めてコロナに感染してしまいました。
現在もコロナは存在するものの、カナダではコロナの扱いがインフルエンザなどと同じになっています(日本も同様だと聞きましたが)。
そんなこともあって、コロナに感染しても自己隔離をする人は激減しています。パンデミックの時には、誰かがコロナになると隔離などの処置をとって、感染を最小限に抑えることができていました。
しかし、現在はそもそも気を付ける人が減っており、風邪を引いている人は周りにいても、コロナになったという人はあまりいません(検査もしない人が多いので)。
「風邪を引いて、なかなか治らない」と言いながら、通常と同じように人に会ったり外出していた人たちの中には、ただの風邪ではなくコロナだった人もいると思います。
私は仕事柄、感染には注意を払う必要があるので、体調を崩すと必ずコロナの検査をしていますが、そうでない人は、特に気にしていないのでしょう。
現在も定期的にワクチンを打っている人も減っているので、コロナが流行しやすい環境でもあります。
コロナになかったらどうする?
カナダでコロナにかかったら、まずは自宅で検査します。
薬局に行くと、抗体検査のキットを無料でもらうことができるので、日頃から1箱は家に常備しておくと安心でしょう。コロナにかかってしまってからキットが必要な場合は、友達や家族にお願いして持ってきてもらいましょう。
現在、基本的には自宅療養ですが、高齢者や持病などがある場合は、発症から5日間であれば、薬をもらうこともできます。その場合、Service BCに電話をして、質問に答えることで、薬の必要性を判断してもらいます。
それ以外は、自宅で安静にして過ごします。
医療の助けが必要な時には、Urgent Careもしくは病院に行きます。
私が買っておいて良かったもの
常備薬は、いざという時に本当に役に立ちます。今回コロナにかかってみて、実際にあって良かったと感じたものを紹介します。
龍角散(ミント)
個人差はあるでしょうが、私の場合、喉の痛みが半端なく、喉の血管が切れたかと思うほどの痛みが続きました。
痛みだけではなく、喉がイガイガして、夜中に起きてしまうことも多く、そんな時は日本で購入した龍角散(ミント)が大活躍してくれました。
ミントの効果で喉がすーっとするので、気持ち良く再入眠することができました。
タイレノール
タイレノールは、カナダでは定番の市販薬(解熱剤、痛み止め)です。
このタイレノールのおかげで、体の痛みや喉の痛みを最小限に抑えることができました。タイレノールは、ウイルスに働きかけるものではありませんが、痛みが軽減されるので、体力の消耗を最小限に抑えることができます。
HALLS
こちらはミント系のすーっとするキャンディです。
起きている時だけでなく、夜中に咳や喉のイガイガで起きた時にも、喉と器官がすーっとして気持ちよく過ごすことができます。
夜中に起きた時には普通のサイズだと眠りに落ちてから窒息する可能性があるので、細かく砕いて使っていました。
龍角散は、日本のように気軽に買うことができないので、HALLSはとても役に立ちました。
SUMBCOL
こちらはサプリメントのようなものですが、薬局で購入することができます。
免疫力の向上が期待できると言われているもので、回復にかかるまでの期間を短くすることができるようです。
また、体力の回復が早まるので、完全回復する前から動けるようになります。
白湯
夜中に咳や喉のイガイガで起きた時には、白湯も大活躍してくれました。
色々と試してみましたが、個人的には白湯が最も効果があったように思います。
保温性のあるタンブラーにお湯を入れて枕元に置いておき、咳き込んだ時に飲むと、暖かいお湯で体がリラックスできました。また、喉が潤うのでイガイガも軽減されました。
コミュニティのサポート
パンデミック中は、コロナにかかると補助金をもらえるなどの制度がありましたが、現在ではそのような制度はなくなっています。
そのため、コロナにかかって仕事を休んだ場合、仕事を休んだ分の損失は自己負担になります。
だからこそ、回復する前に外出してしまう人が増えるのだと思います。
ただし、それでもまだ、コロナだからと言って免除されることも残っています。
コロナにかかった週に、私が通っているカレッジで試験があったのですが、学校に相談したところ、コロナだからということで、特別に試験の日を振り替えてもらうことができました。
しかも、試験の日の欠席分は出席扱いにしてもらうこともできました。
※このような制度は学校にもよって異なります。
まとめと感想
コロナに関しては、パンデミックが始まってから様々な噂が飛び交っており、非常に怖いものという概念が広がっています。
実際になってみた感想としては、「思ったよりも大丈夫」でした。
もちろん、個人差もあれば、感染するタイプにもよると思います。というものでした。思っていたより大丈夫と言っても、決してラクではなく、体力もなくなります。
それでも、私個人としては、インフルエンザとあまり変わらないように思いました。ただし、普通の風邪みたく1週間程度ではよくなりません。
私は感染してから、今日で10日目ですが、体力はかなり戻ってきたものの、まだすぐに疲れるなどの症状が残っています(抗体検査もまだ陽性です)。
14日を超えると陰性になるという話も聞いているので、あと数日の安静で回復することを願っています。