【カナダ移住体験談】タバコのポイ捨てに要注意

タバコのポイ捨ては罰金!
カナダでは、タバコを吸っても良い場所が限られており、公園や公共の建物のすぐ近くでタバコを吸うことは違法とされています。車の中でタバコを吸うことは違法ではありませんが、子供が乗車中にタバコを吸っている場合は違法です。
子供が同じ車に乗っていなければ吸っても問題ありませんが、吸い終わったタバコを窓からポイ捨てすると、罰金が請求され、その金額は$580で日本円に換算すると約5,600円です(2019年6月現在)。
吸い終わったタバコを窓からポイ捨てする行為は、もちろんマナー違反でもありますが、それ以外にも乾燥がひどい季節では山火事の原因となることもあります。さらに、周りの車や近くを歩いている人に危害を与える可能性もあるため、罰金が請求されるようになりました。
車の中でタバコを吸う場合は、水や砂などが入った灰皿を所持しておきましょう。また、車中に限らず、自分が吸ったタバコをきちんと処理し、責任を持つことが大切です。
新しい交通ルール
タバコのポイ捨て以外にも、近年は新しい交通ルールが作られています。
例えばスピード違反。これまでスピード違反は、パトカーや覆面パトカーに発見された時のみ、チケットが発行されていました。
しかし、この春からは、信号無視を取り締まるために設置されているカメラを使って、スピード違反も取り締まることができるようになりました。
また、私が住んでいる町ではハイウェイのカメラがスピード違反の取締に使われることになりました。スピード違反は確かに危険を伴うので厳しく罰した方が良いことですが、現地の人はこの先、渋滞がひどくなるのでは?と心配しています。
なお、スピード違反の罰金も、これまでは$80程度だったものが、$400程度まで上がるという話も出ています。スピード違反の取締をしていない道でも、常に制限速度を守って運転することが大切です。
山火事の予防
タバコのポイ捨てに対する罰金は、山火事の予防としても大きく期待されています。
毎年のように、カナダ(特にBC州)では夏になると、あちこちで山火事が発生して空気の状態が悪くなります。山火事の原因は、落雷など自然によるものもありますが、キャンプファイヤーの後始末やタバコのポイ捨ても大きく影響しています。
車の窓からのタバコのポイ捨てを取り締まることで、タバコのポイ捨てを減らし、山火事の対策に繋がると考えられてます。はたして、その成果は出るのでしょうか…?
カナダ道を渡る時に気をつけること
少し前に『ドラッグをしているホームレスの近くを通り過ぎるのが怖くてハイウェイを渡ろうとした女の子が車にはねられた』という事故がありました。
住宅街などの小さな道では横断歩道がないところでも渡ることができますが、ハイウェイや2車線以上ある道路は、横断歩道がないところを渡ることは違法とされています。
また、カナダの道路は日本とは反対で車が右側を走ります。カナダに来たばかりの日本人は、道路を渡る際に、つい右を見てから左を確認する癖がついていますが、カナダで道路を渡るときには、必ず左から先に確認するようにしましょう。
さらに、青信号になったからといって安心してはいけません!
カナダでは車は赤信号でも右折しても良いことになっています。もちろん、歩行者がいる場合は、歩行者優先ですが、ドライバーが別のことに気を取られていて歩行者に気づいていない場合が多々あります。
青信号を渡る時も必ず、車に注意しましょう。
スクールバスは追い越さない!
カナダで車を運転する時に覚えておきたいことの1つは、「ストップサインが出ているスクールバスを追い抜かしてはいけない」ことです。
ストップサインが出ているスクールバスは、子供が乗り降りしており、バスの影から子供が飛び出してくることがあります。そのため、スクールバスを追い越す場合は、ストップサインが消えてからにしましょう。
ストップサインが出ているスクールバスを追い越すと、約$400の罰金が請求されます。

    
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